6E5マジックアイ真空管で、こんなお遊び
※2016/05/28 18:10 追加投稿
MT管のマジックアイ6E5Mが見つかったので末尾に
紹介します。
「マジックアイ」という真空管を、ご存知でしょうか・・?
表示管の一種で、昔のラジオの受信強度を利用して同調状態
の確認表示に使用されていました。AGC(自動利得制御)
のあるラジオのAGC電圧を可視化したものです。
ラジオの他にも、アンプの出力信号の強度を蛍光表示した
り、テープレコーダーのレベルメーターとしても利用されて
いました。
マジックアイにはST管タイプの他、MT管でも多く、蛍光
表示も縦型のものがあったり、丸い物や、同じ丸型でも蛍光
表示がダブルになっていたり、たくさんの種類がありました。
それらのマジックアイの中でもラジオの同調指示用として多
く使用されていたのが、今回紹介する6E5です。
この6E5、40年位前に秋葉原の真空管屋さんで、50本
か100本かは忘れましたが、仕切りの入った箱に詰められ
ていた新品の真空管です。「トーヨー」製の国産真空管です。
本来の使用方法とは異なりますが、3極部はアンプの電圧増
幅用としても使用できます。
価格は当時、たぶん300円か500円だったよう・・?に記憶
しています。
4本を購入し、ラジオでも作った時に付けてみようと考えていた
のですが、それっきり真空管ラジオは、ほとんど作らず・・・
15年位前に、お遊びで作ってみたのが次の写真の装置? さて、
何という名前にしましょうか・・・?
「立体音楽増幅器音量蛍光表示可視化装置」・・とでも名付けま
しょうか。・・・(笑い)
まあ、「マジックアイ・パワー・インジケーター」です。
この装置ですが、アンプのスピーカーの出力を接続して使用
します。・・・というより、遊びとして楽しみます。。。
スピーカーの出力をつなぐ端子の下にあるのは入力レベル調整
用のボリュームです。
ケースの中身は、こんな感じです。 配線は適当なジャングル
配線になっています。
電源をいれると、きれいな蛍光が現れます。
この装置にアンプのスピーカーから線を接続して、音楽を聴
くと、音の大きさに合わせてマジックアイの扇型の蛍光表示が、
閉じたり開いたりします。大きな信号の時は全部閉じ、小さな
信号の時は少し閉じますので、音楽に合わせ蛍光部分がピラピ
ラと動くのです。見ているとステレオ録音だと左右の目玉?の
動きが違うので、見ていても楽しくなります。
まあ、こんな装置を作る方は、いないと思いますが、「お遊び
装置」としては楽しいものです。
普段は使用していませんが、サブ用のシステムにつないで常時
使用するのも面白いかもしれませんね。
※2016/05/28 18:10 追加投稿
ジャンク箱を探したらMT管のマジックアイ、6E5Mが1本
見つかりました。専用のソケットに挿してありました。
ST管の6E5と比較すると随分小さいことがわかります。
RCQというマークがあります。RCQの真空管は国産品の
ようですが、社名は不明です。
------ お知らせ ------
「真空管いろいろ」の書庫を追加しました。
この書庫の他にも「ジャンク・コーナー」の書庫の
中にも、真空管編として多くの真空管の紹介があります。
「ジャンク・コーナー」の書庫も見てくださいね。。。。
では、今日は、このへんで・・・HIROちゃんでした。![]()
