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武満 徹 作品集について

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 ------- 武満 徹 作品集について --------
 
 私自身、ここ数年、日本人の作曲家の交響曲等、邦人のクラシック音楽を聴くことが多くなりました。
團伊玖磨、諸井三郎、大木正夫などの交響曲などは、聴きごたえのある曲であると共に、最近では、伊福部昭、武満徹、間宮芳生、池辺晋一郎、三木稔、林光、黛敏郎などの曲も多く聴くようになりました。
 
 そんな中、最近、タワーレコードから、かつて日本ビクターから発売されていた日本人作曲家の曲や朝比奈隆、小澤征爾指揮のCDが何枚かタワーレコード限定で再発売されました。
 何枚かは、昔購入したもので、既に手許にはあるものもありますが、今回も何枚か購入しました。
今回、紹介するのは、その中の1枚です。
 
イメージ 1
              武満徹作品集
 
        曲目  1.ウインター  
             2.マージナリア
             3.ジティマルヤ
             岩城宏之指揮/東京都交響楽団
             高橋美智子(マリンバ)
 
             ピアノと管弦楽のための「弧」第1部
             1.バイル
             2.ソリチュード
             3.ユア・ラブ・アンド・ザ・クロッシング
             岩城宏之指揮/読売日本交響楽団
             一柳慧(ピアノ) 三宅榛名(チェレスタ)
 
  武満徹の音楽と言えば、何となく私には何を聴いても同じような音楽に感じる時もあるのですが、多彩なオーケストレーションと、精神的な緊張感が長く続く音楽で、少し難解なものが多い。
 曲によっては何となく日本の「神事」的な事を連想させるような部分を感じる時もあります。
 また、彼は多くの映画音楽を作曲しているというイメージが強いのか、何となくサスペンス映画のワンシーンを思い浮かべるような表現も感じます。引き裂くようなヴァイオリンの弦の音や、鋭さや煌びやかさを表現したような数々のパーカッション・・・・何となく疲れるようにも思いますが、聴いているうちに彼独特の世界に引きずり込まれる・・・
そんな音楽でしょうか・・・
このCDでは、一柳慧のピアノも聴くことが出来、お薦めですね。
 
 話は、それますが私はアマチュアの一般合唱団での経験が長いため、日本人作曲家の「合唱組曲」など多くの曲を歌ってきたことも、日本人作曲家に対する関心が強いのかもしれません。
 クラシックというと、ベートーヴェンやモーツアルトといった古典的なクラシックも良いのですが、時には日本人作曲家の交響曲や合唱曲を聴いてみるのもいいものです。
 
【過去の参考投稿/日本人作曲家の曲】
日本人作曲家 「おすすめの合唱曲」
團伊玖磨/交響曲全6曲
 
この「管弦楽」の書庫内に下記の投稿記事があります
下のアドレスをクリックすれば直接記事につながります。
シベリウス/フィンランディア
■R/シュトラウス管弦楽曲集/ルドルフ・ケンペ
ストラヴィンスキー 「春の祭典」の名盤(名演奏)
■ルロイ・アンダーソンの音楽
では、今日は、このへんで・・・・HIROちゃんでした。

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