真空管いろいろ/5AR4(GZ34)
大学の長い夏休みも終わり、昨日(9/22)からは後期(秋セメスター)の授業も始まりました。講義の準備等もあり今週は、投稿が少し開いてしまいました。結局、夏休みに計画していた46真空管アンプなどの製作も体調等の関係もあり、製作ができませんでした。(と、言うよりやる気のスイッチが入りませんでした)
仕事がまた始まったとはいえ、週3日の非常勤ですので、やる気スイッチが入れば、アンプ作りも苦にならないのですが、なぜかやる気がおきない・・・まあ、アンプ作りの構想はたくさんあるし、特別、部品類を購入しなくても製作は出来るで、近いうちにまた再開したいと思っています。
------------------------------------------------------------
さて、私の手持ちの真空管については、この「真空管いろいろ」のコーナーと、「ジャンク・コーナー(真空管編)で多くの真空管を紹介してきました。・・・しかし、手持ちの真空管で紹介していない球は、まだまだたくさんあります。
前回は欧州球の整流管ムラード社のCV378を紹介しましたが、今回は5AR4(欧州名GZ34)を紹介します。
5AR4は、全波整流用傍熱型双2極管。日本では昭和29年~30年ころに発売になっています。5AR4は、小型でありながら比較的大電流が得られる便利な整流管です。特性の似た整流管としては5G-K20があります。
私の手許にはGZ34と印字された欧州管もありますが、手持ちのものは、ほとんど国産の松下(ナショナル)製の5AR4です。30年ほど前に、まとめて何本か購入したものです。ロフチン・ホワイト・アンプなどに何本か使用していますが、未使用のものも何本か予備として残してあります。
下の写真は同じ松下製の5AR4ですが、右側のものは「HiFi用 ゴールデン・シリーズ」として発売された5AR4です。写真でもおわかりのように、袴部分が耐熱性を考慮したのか、金属製になっている、なかな見かけることのない貴重な国産の5AR4です。
こちらのほうが発売時期は古くなっています。(箱に書かれた真空管ではなく、眞空管という文字でもわかりますね)
面白いことに元箱の大きさも写真のように異なります。
なお、この時期?に発売された6CA7でも金属製の袴が見られました。
5AR4/GZ34の規格はこちらです。
↓
では、今日は、このへんで・・・HIROちゃんでした。![]()
