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Channel: 真空管アンプの自作と、クラシック音楽&家庭菜園&鉄道写真などなど
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モーツアルト/歌劇 「フィガロの結婚」

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     モーツアルト/歌劇 「フィガロの結婚」
  
  ※2016/08/11 追加投稿
   LPレコードで、ヴィットリオ・グイ指揮/グリンドボーン
  音楽祭管弦楽団の「フィガロの結婚」もありました。
  末尾に追加しました。
 
 私はどちらかと言うと、オペラは苦手なジャンルです。特に何故かイタリア・オペラは苦手です。と言っても、有名なオペラは、ほとんどCDやDVDで手許にあると思います。
 私の好きなオペラと言えば、モーツアルト、ベートーヴェン、ワーグナーと、J・シュトラウス、レハールあたりのオペレッタ程度で、これらの中でもモーツアルトのオペラが大好きで、良く聴きます。中でもお気に入りは「魔笛」・・・このオペラが私には最も相性が良いようです。
 イタリア・オペラがお好きな方は、モーツアルトは、つまらない・・・と仰る方も多いようです。
 
 今回紹介するモーツアルトのオペラは、「フィガロの結婚」です。「フィガロの結婚」は、イタリア語で書かれた序曲と全四幕からなるオペラ・ブッファです。約3時間位のオペラですが、チョット私には聴くのも疲れてしまうので、2回に分けて聴くことが多いように思います。
 
 私の手許にある「フィガロの結婚」のライブラリーは下記の11種類です。単なる紹介だけですが短評を記しておきます。
 
イメージ 1■エーリヒ・クライバー指揮/ウィーン
   フィルハーモニーO
   ウィーン国立オペラ合唱団
   チェーザレ・シエピ、ヒルデ・ギュー
   デン、アルフレート・ペル、
 リーザ・デラ・カーザ
  シュザンヌ・ダンコ、ヒルデ・レッス
 ル=マイダン
  フェルナンド・コレナ 他
  (1955年)
 
  カルロス・クライバーの父、エーリッヒ・クライバーがモーツアルト生誕200年を記念してデッカに録音したもの。最晩年の1955年に何とステレオで残してくれた宝物的録音、半世紀以上も前の録音とは思えない瑞々しい音。映像を除けば、このクライバー盤があれば、後はいらないかも・・・
  ウィーン・フィルが素晴らしく美しく、また、スザンナ役のギューデン、フィガロ役のシエピ、その他、デラ・カーサ、マイダンなど往年の名歌手たちの歌唱も文句なし。全編を通して心地よく聴くことができます。 
 
イメージ 2カール・ベーム指揮/ウィーン交響楽団
   ウィーン国立歌劇場合唱団
   パウル・シェフラー、セーナ・ユリ
 ナッチ、リタ・シュトライヒ、
 ワルター・ベリー
   クリスタ・ルートヴィヒ 
 イラ・マラニウク、オスカー・チェ
 ルヴェンカ、エーリッヒ・マイクー
 ト、ロスル・シュヴァイガー
 カール・ピルス(チェンバロ)
  
1956年)
 
 
イメージ 3■カール・ベーム指揮/ベルリン・
 ドイツ・オペラ管弦楽団
   グンドゥラ・ヤノヴィッツ、エディ
 ット・マティス、ヘルマン・プライ
 ディートリヒ・フィッシャー=ディ
 ースカウ 他 
   (1968年) 
 
  カール・ベームは、日本での公演映像など、「フィガロの結婚」は、何種類か録音や映像を残していますが、手許にあるのは上記の2種類だけです。
  1956年盤はモノラル録音ですが、音に全く不満はありません。ウィーン交響楽団のアンサンブルも綺麗で、歌手陣もそれぞれ素晴らしい歌唱だと思いますが、若き時代のワルター・ベリーは、ちょっと物足りないか・・・・ユリナッチが素晴らしい。。。。
  1968年盤はベルリン・ドイツ・オペラ管弦楽団、音はウィーン・フィルのようなやわらかで華麗な音ではないのが少し残念。ウィーン・フィルなら少し印象も違ったかもしれません。歌手では卓越したフィッシャー=ディースカウや、ヤノヴィッツなど大物歌手をそろえた豪華なキャストで、中でもヘルマン・プライとエディット・マティスは文句無し。しかし、全体的にこのDG盤は安定感がありますが、曲全体としては個人的ですが、モノラルであっても1956年盤のほうが好きかも・・・・ 
 
イメージ 4■カラヤン指揮/ウィーン・フィルハー
 モニー管弦楽団
    ウィーン国立歌劇場合唱団
    エーリッヒ・クンツ、イルムガルト
 ・ゼーフリート、ジョージ・ロンドン
 エリーザベト・シュヴァルツコップ
 セーナ・ユリナッチ、マリアン・ルス
 エリーザベト・ヘンゲン、エーリッヒ
 ・マユカート
 ローズル・シュヴァイガー、ヴィルヘルム
 ・フェルデン 他
  (1950 
 
イメージ 5■カラヤン指揮/ウィーン・フィル
 ハーモニー管弦楽団
  ウィーン国立歌劇場合唱団
  ホセ・ファン・ダム、ミレッラ・
  フレーニ
  フレデリカ・フォン・シュターデ
 他
   1974年 ザルツブルク(ライブ) 
 
 
  
 
イメージ 6■カラヤン指揮/ウィーン・フィルハ
   ーモニー管弦楽団
  ホセ・ファン・ダム、イレアナ・コ
 トルバス、アンナ・トモワ=シント
  ウ、トム・クラウセ、フレデリカ・
 フォン・シュターデ、ジュール・バス
 タン、ジャーヌ・ベルビエ、
  ハインツ・ツェドニク他
1978年) 
 
 私はアンチ・カラヤン・・・カラヤンと聞くだけで、手兵のベルリン・フィルの完璧なまでのアンサンブルだけが際立つ、スマートで、かっこいいが,つまらない演奏・・・というイメージでベートーヴェンの交響曲などは面白くないのですが、オペラは結構好きかも・・・
しかも、上記3種類はすべてウィーン・フィルです。
 1950年盤のCDは、メンブランの廉価盤。今は見かけなくなりましたが6、7年前くらいまでは駅の通路などで良く売られていた4枚組1000円のCDですが、鑑賞には問題はありません。このCDは同じ1950年のカラヤンの「魔笛」がカップリングです。
 この録音では、チェンバロによる通奏低音の伴奏と、レチタティーヴォ・セッコは省略されていますが、音楽だけを楽しむのであれば、これでも十分。モノラルですがBGM的に車で聴くのには良いかも・・・クンツと、ゼーフリートが素晴らしい。
 
 1974年のザルツブルク音楽祭でのライブ録音はモノラル録音なのが残念ですが、臨場感もあり、生命力に溢れた好演、出だしの序曲からしてワクワクします。
 しかし、カラヤン・ファンなら、やはりステレオ録音の1978年盤でしょうね。
 私の手許には無い、前年の1977年5月10日のライブのステレオ盤を聴いてみたいですね。 
 
イメージ 7■オットー・クレンペラー指揮/ニュー
  ・フィルハーモニア管弦楽団
   ジョン・オールディス合唱団
   ガブリエル・バキエ、エリザベート
  ・ゼーダーストレーム、レリ・グリス
   ト、ゲライント・エヴァンズ
   テレサ・ベルガンサ、アンネリース
  ・ブルマイスター、ヴェルナー・ホル
   ヴェーグ、ヴィリ・ブロクマイアー、
   マーガレット・プライス
   (1970年)
 
 この演奏、聴いてみるとクレンペラーらしく?遅い演奏のように聴こえますが、実際には全曲で約190分ですから極端に遅いとは言えないでしょう。確かに序曲は遅く、カラヤンとは対照的、どちらかというと少しどっしりとしたモーツアルト・・・クレンペラー・ファンならたまらない演奏かもしれません。録音状態も良く、「フィガロの結婚」の名盤の一つといっても良いと思います。 
 
イメージ 8■シギスヴァルト・クイケン指揮
   ラ・プティット・バンド
  
ヴェルナー・ファン・メヘレン、
   クリスティアーネ・エルツェ、
   フーブ・クレセンス、パトリチア・
   ビッチレ、モニカ・グロープ
  他 (1998年)
 
 
 この演奏、ブリリアント・レーベルの「MOZART EDITION」のオペラシリーズの中のBOX、実は安価のため購入したのですが、まだ聴いていません。近いうちに聴いてみます。 
 
イメージ 9■フリッツ・ブッシュ指揮
  グラインドボーン音楽祭管弦楽団
   &合唱団
  オードリー・マイルドメイ、ルイ
  ゼ・ヘレッツグルーバー
  アウリッキ・ラウタヴァーラ、
  コンスタンス・ウィリス、ヴィリ
 ・ドムグラーフ=ファスベンダー、
  ロイ・ヘンダソン、ヘドル・ナッ
  シュ、ノーマン・アリン
  イタロ・ターヨ他
 (1934年) 
 
  このCD、かなり昔、秋葉原の○○電気のレコード館(今はありません)で、ワゴン・サービスで500円で購入したもの。SP録音の復刻盤ですが、歌唱は良く捉えられていて想像したよりは、まあ聴ける音です。まあ歴史的な録音かもしれませんが、私には一度聴けば十分でした。
 
イメージ 10■ジョン・プリッチャード指揮/ロンド
   ン・フィルハーモニー管弦楽団
   グラインドボーン音楽祭合唱団
 【演出】ピーター・ホール
  クヌート・スクラム、イレアナ・コトル
  バシュ、フレデリカ・フォン・シュター
 デ、キリ・テ・カナワ
 ベンジャミン・ラクソン、マリウス・
 リンツレル 他
 (1973年)グラインドボーン
 (ライブ) DVD映像 
 
 ディアゴスティーニのオペラ・シリーズの中の1枚、やはりオペラは映像が無いと面白くない・・・と言うのを感じたDVD。これまではCDのみでの鑑賞が中心でしたが、やはりオペラは生の舞台か、映像で鑑賞すべきでしょうね・・・
 でもやっぱり3時間のオペラを一気に鑑賞するのは少し辛いところがありますね。
 最近はCDでもDVDでもオペラは「つまみ聴き」が多くなってしまいました・・・・
 
※2016/08/11 追加投稿
 ヨシツグカさんのコメントでヴィットリオ・グイ指揮/グリンドボーン音楽祭管弦楽団のものがお気に入りと・・・・そう言えばLPレコードで持っていたような・・・LPの棚を見たら、やはり持っていました。CDでE・クライバーを購入する前に、最初に購入したレコードでした。
完全に忘れていましたね。演奏も忘れているので、プレーヤーで聴いてみることにします。ヨシツグカさん・・・ありがとう。
 
イメージ 11
 
この他、「声楽・宗教曲・オペラ」の書庫の過去の投稿はこちらです。
下のタイトルをクリックすると記事につながります。
 
 2曲のレクイエムと荘厳ミサ曲(ミサ・ソレムニス)
 ・・・・・・・ 若くして亡くなった名テノール歌手の名盤を紹介
では、今日は、このへんで・・・HIROちゃんでした。
 
  
 
 
 

気まぐれ日記/今日の家庭菜園

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   気まぐれ日記/今日の家庭菜園
 
   8がつ12にち きんようび てんき はれ
 
 まいにち あついですね~ と、いっても こちらは
うみにちかいせいか もうしょびには なりません。
 このところ あついひが つづき おまけに あめがまったく
ふりません。 ゆうだちも ないので はたけが カラカラ
です。はたけの みずやりに くろうしています・・・
----------------------------------------------------------------
 暑い日が続いていて、家庭菜園の畑もカラカラです。
家から離れているので水撒きが出来ません。毎日のようにポリタンクに水を入れて車に乗せて、畑まで行かなければなりません。
いつになったら雨が降ってくれるのでしょうか・・・
 
 今日はデジカメを忘れました。下の写真は全て「ガラケイ」の携帯電話で撮影したものです。あまり良く撮れていません。
 
 ------ 畑の様子です。------
 
 ナスはだいぶ前に枝が伸び過ぎたので、思い切って剪定し、
 枝を切り落としました。 暫く収穫が出来ませんでしたが、
 新芽がたくさん伸びてきて花も再びたくさん咲いてきました。
 来週あたりからは、たくさん収穫が出来そうです。 
 
イメージ 1
 
  サトイモの仲間、赤芽イモ?です。
  左と後ろに見えるのは、オクラです。オクラはこの他にも
  植えてあり、毎日のように収穫が出来ます。たくさん採れる
  ので、他の野菜と一緒に友人宅まで、おすそ分けです。
 
イメージ 2
 
 
   大豆です。枝豆で食べるか、そのままそだてて大豆と
  して収穫するか、これから考えます。
  この他に「枝豆」用に育てているものもあり、そちらは
  もうすぐ収穫出来ます。ビールのおつまみにする予定
 
イメージ 3
 
 
  大豆の花です。とても小さな白い花ですね・・・
 
イメージ 4
 
   ネギ(やぐらねぎ)は株が増えてきて、大きくなって
  きました。もう収穫して食べられます。 
  手前は落花生ですが、ウネ幅が狭かったのと、チッソ分が
  多いようで葉っぱが多く、上手く収穫出来るか心配になって
  きました。
 
イメージ 5
 
  ミニトマトが驚くほど収穫出来ます。
   少し皮が固いのですが、とても美味しいです
 
イメージ 6
 
  その他では写真は撮っていませんが、インゲンは、まだ
  まだ収穫できます。
   モロヘイヤは、暑くなって凄い勢いで育ち、こちらも
  食べきれないほど収穫が出来ます。
 
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   帰りにネギ(やぐらねぎ)を試しに少し採って
   きました。
   白い部分が少ないですが葉ネギとして食べます。
       白い部分が短いので少し土を根元にかぶせました。
 
       左に入っているのは、中国野菜のエンツァイです。
   今年初めて種を蒔き、作ってみました。
   初めての収穫です。・・・歯触りは良いのですが味は
   イマイチかな~??
 
イメージ 7
 
 
  では、またね・・・HIROちゃんでした。

鹿島臨海鉄道/大洗鹿島線(水戸駅)

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  鹿島臨海鉄道/大洗鹿島線(水戸駅)
 
 気まぐれ投稿の久しぶりの「鉄道写真」です。今回は、鹿島臨海鉄道の水戸駅の様子です。
 鹿島臨海鉄道(株)は、茨城県で貨物及び旅客鉄道を行う第三セクターの鉄道で、水戸駅から鹿島・潮来を結ぶ大洗鹿島線、貨物運行を行う鹿島臨海線を運営しています。
 
 先日、水戸に行く用事があり、水戸駅に着いたら8番線に新鉾田行きの6000系6016型気動車が停車していたので、写真を撮りました。
 
 水戸駅の8番線ホームの入り口です。
 
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  6000系6016型気動車
 
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 車体には、KASHIMA  RINKAI  TETSUDOUの頭文字・・・
 
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 開業してから、もう30年がたったんですね~ 
 
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 地元の茨城県には、JR水郡線をはじめ、ひたちなか海浜鉄道や、関東鉄道常総線・竜ヶ崎線、それに今回少しだけ紹介した鹿島臨海鉄道大洗鹿島線と、非電化の路線が多く、気動車を多く見ることが出来ます。
 しかし、地元ですが、あまり乗ったことがありません。近いうちに乗って、また、このブログで写真などを紹介したいと思います。
 
【過去に投稿した鉄道写真関連記事】
タイトルをクリックすれば投稿記事につながります。
 
 (軽便鉄道の説明もあります) 
 では、今日は、このへんで・・・HIROちゃんでした

真空管いろいろ/WE-310A

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   真空管いろいろ/WE-310A
  ----- 真空管アンプの「音の評価」について -----
 
 真空管アンプ愛好者の中には、欧州球に拘る方や、米国系真空管でもWE-300Bなどのウエスタン・エレクトリックの真空管崇拝者は、かなりおられると感じています。
 いわゆる「音マニア」の方が多く、言葉は悪いのですが、「この音は、あーだ・・こーだ・・」と音について何だかんだとうるさい方が多いのには驚きですね。
 そのような「音マニア」の方は真空管のメーカーや、抵抗、コンデンサーのメーカー、スピーカー・コードや配線用の線材、半田に至るまで、とにかくうるさい!・・・入力端子なども金メッキじゃないと駄目だとか、中には電源用のヒューズにまで拘るマニアの方もいます。あくまで個人的な意見ですが、100V電源ヒューズの違いによってアンプの音まで変わるとは私には信じられませんが、音にうるさい「音マニア」の方の評価であれば多分正しいのでしょうね~~~????????????
 
 たしかに、高級な部品や線材などを使用すれば「イイ音??」なのでしょう・・??が、・・・私の駄耳では、全く区別がつかないのです。ローカルの試聴会などで、「このアンプの音は、あーだ・・こーだ・・」と言われても私にはさっぱり・・・みんなアンプにより、それぞれ違った音であることは何となくわかりますが、それが「イイ音?」なのかどうなのかは全く私にはわかりません。どうして皆さんは、そんなにお耳がよろしいのでしょうかね~~
 
 一度でいいから、あくまで例えばの話ですが、WE-300Bのアンプの電源だけ入れておき、別のアンプの出力をスピーカーにつないで「WE-300Bアンプにつないでいます」と言って、音マニアの方に聴いていただいたら・・多分「さすがWE・・!」と仰るのではないかな~~なんてつまらないことを考えています。
 アンプの音の評価は実際には聴く方のお耳ばかりでなく、「見た目」「著名メーカー」「高価な金額」「一見、高級品」「さすが・・・という、思いこみ」で決まるようなものだと私は思っています。
 
 
 今回紹介するWE-310A真空管にしても同じようなことが言えるのですが・・・それはWE-300Bシングルなら91型と同じWE-310Aじゃないとダメとおっしゃるマニアが多い。さらにはラージパンチよりスモールパンチの方が音が良いとか悪いとか・・・
 実際問題として、WE-300Bシングル・アンプを5極管の電圧増幅管でドライブするならば、WE-310Aに限らず、使用出来る真空管はワンサとあります。
 例えば、わざわざ使いにくい10V管のWE-310Aに拘らなくてもST管の6C6や、77、GT管の6SJ7、形に拘らなければ、6267や、6AU6などなどのMT管でもほとんど変わりなく使用できます。多分WE-310Aとほとんど変わらないと思いますね。
 
 我家の下記のWE-310Aは、全て白箱入りの中古品ですが、4本とも特性は揃っているようです。この他に2本ありますが、現役のアンプに使っています・・・・
 
 ■WE-310Aの規格は、こちらです。
    ↓
  
 
イメージ 1
 
 
 WE-310Aという真空管・・・本当に良い真空管なのでしょうか・・? そんなに素晴らしいのなら、3極管接続にでもして「ライン・アンプ」でも作ってみようか・・・???
 
----- 参考投稿記事 -----
■音を表現する言葉集?
  これって、どんな音ですか・・・?
    
 
では、今日は、このへんで・・・HIROちゃんでした

気まぐれ日記/台風・大雨/家庭菜園

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  気まぐれ日記/台風・大雨/家庭菜園
 
 一昨日から昨日にかけて台風7号が通り過ぎ、大雨となりました。水不足でカラカラだった家庭菜園も生きかえったようです。
雨が止んだ昨日の午後、畑に被害があったかどうか見に行きました。オクラなどが強風で倒れなかったか心配しましたが、被害は全く無しでした。
 
 雨が降ったので、また雑草が多く生えてきそうです・・・
帰りに昨日はナスオクラモロヘイヤミニトマトを収穫しました。家には、まだたくさん冷蔵庫に残っているので、昨日の収穫は全部、友人宅にお届けし、食べていただくことに・・
 
 昨日の収穫は写真は撮りませんでした。下の写真は一昨日の早朝、台風が近づく前に畑で収穫したものです。
このところナスオクラが毎日のように、たくさん収穫出来るんですよ・・・・
 
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では、またね・・・HIROちゃんでした。
 

ドヴォルザーク交響曲全9曲/ペシェク

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 ドヴォルザーク交響曲全9曲/リボル・ペシェク
 
  ドヴォルザークの交響曲については、以前、このブログで紹介をしていますが、最近、タワーレコードの通販から、リボル・ペシェク指揮の交響曲全曲と管弦楽曲集が7枚組のBOXとして発売されました。ドヴォルザークの交響曲は、かなり持っているので、もう購入する必要はないと思っていたのですが、これまで聴いたことのない管弦楽曲が収められていたのと、7枚組でなんと税込1,987円というお買い得・・・つい購入のボタンを押してしまいました。
 
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         [CD1]※交響詩「野鳩」、 ※交響曲第1番、 ※序曲「謝肉祭」
         [CD2]交響曲第2番、 序曲「我が家」、 ※スケルツォ・カプリチオーソ
         [CD3]※交響曲第3番、交響曲第4番
         [CD4]チェコ組曲、 交響曲第5
         [CD5]序曲「自然の王国で」、 交響曲第6番、 序曲「オセロ」
         [CD6]※交響曲第7番」、※交響曲第8,
         [CD7]※交響曲第9番「新世界より」、※ アメリカ組曲
 
       リボール・ペシェク(指揮)
     チェコ・フィルハーモニー管弦楽団
     ロイヤル・リヴァプール・フィルハーモニー管弦楽団(※)
 【録音】19871996
 
ドヴォルザークの交響曲というと、チェコやスロヴァキア出身の指揮者、あるいはチェコや、スロヴァキアのオーケストラの演奏にかぎる・・とおっしゃる方もおられるようですが、第9番「新世界」などの演奏では、個人的な好みですが、ケルテス/VPO、フェレンツ・フリッチャイ/ベルリンPO、カラヤン/BPOなど多くの名盤があります。
よく、クーベリックや、コシュラー、アンチェルなどの演奏では、「ボヘミア的なものが感じられて良い」などと評価されますが、私自身はボヘミア的なもの、あるいはチェコ風、・・民族性などと言われても、どんな感じなのかわかりません。
とは、いっても、やはり自国の曲となれば、演奏にも力が入るのでしょうね・・・
 
今回紹介するリボル・ペシェク(リボール・ペゼクという表記もみられる)は、1982年から1990年まで、チェコ・フィルハーモニーOの常任指揮者、1987年から1998年まで、ロイヤル・リヴァプールPOの音楽監督に就任していて、その在任中に録音したもの。
今回、全曲を一気に聴いてみました。ドヴォルザークの交響曲というと第8番、第9番「新世界」が有名で録音も多く、まあせいぜいきいても7番くらいでしょうか。今回、あらためて聴いてみると、第5番や第6番もなかなか聴きごたえのある曲に感じました。全交響曲の中では、第9番「新世界」が名演。これまで私の手許のライブラリーの中に1枚だけリボル・ペシェクの第9番「新世界」があったのですが、この音源は別録音のもので、オーケストラはスロヴァキアPOとなっています。この演奏と今回の演奏は基本的には同じようですが、今回のは録音も良く、堂々とした第1楽章でのティンパニーの強打と、熱気を感じる第3楽章がとても印象に残りました。第9番「新世界」については、この他にも何回か録音しているようです。
このドヴォルザークの交響曲全集は、クーベリックや、コシュラーなどと並ぶ「チェコ出身の指揮者の演奏する隠れた名盤のひとつ」とも言えると思います。
また、これまで聴いたことのなかった管弦楽曲では、「アメリカ組曲」「チェコ組曲」が興味深く聴くことが出来ました。
 
■ドヴォルザーク交響曲の名盤
 (過去の投稿記事です)
    ↓
 
 
【関連投稿記事】
この書庫の中に次の投稿記事があります。
下記のタイトルをクリックすると記事に繋がります。
 
 (86種類目のベートーヴェン交響曲全集です)
  交響曲第9番「合唱」
 
 
------- おまけ -----
 
このBOXのCDジャケットのデザインが気に入りました。何故か交響曲第2番のジャケットだけが統一性が無いので残念です。良くわかりませんが、チェコの風景画でしょうか・・???
きれいだな~・・・と思ったので全部スキャンしました。
 
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では、今日は、このへんで・・・・HIROちゃんでした。
 
 
 
 

JR東日本/旧特急ひたち&415系電車

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 JR東日本/旧特急ひたちE651&415系電車
 
 昨日、雨が止んだので、久しぶりに夕方、市内を散歩しました。散歩の途中、高萩駅近くのハーモニーパークへ・・・・
 歩道橋から見ると、今年、引退した415系電車と並んで、特急ひたちE651系電車が止まっています。
このE651系電車も、かなり前から高萩駅に止まっていますが、停車位置が以前と変わっています。
 どちらも既に引退した車両ですが、いつまで高萩駅に止まっているのでしょうか・・・・?
 3ドアの415系電車は、まだたくさん高萩駅に止まっています。普通電車ですが、ぜひ、高萩駅に見に来てください。
 
   2016/08/20撮影 
     夕方で天気も悪く、ガラケイで写したので写りが悪いです。
 (高萩駅東側ハーモニーパーク南側歩道橋から撮影)
 
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  公園の垣根の間から撮影・・・
 
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 高萩駅東口歩道橋から撮影・・手前に415系がたくさん・・
 
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   では、またね・・・HIROちゃんでした
 

真空管いろいろ/整流管80/5Y3

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  真空管いろいろ/整流管80/5Y3
 
 
 今は、夏休みなので、新規の真空管アンプを作ろうかと思っているのですが、暑くて作業をはじめようとするスイッチがはいりません。少し涼しくなったらアンプ作ります。それまでは、お茶を濁して真空管のコレクション?の中から紹介します。(コレクション家ではないので種類は持っていません。あくまで現用アンプの使用中の真空管と、保守用として残してある予備の球です)
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 これまで、このコーナーでは出力管、電圧増幅管をこれまで紹介してきましたが、たまには整流管の紹介もしましょう。
 今回の整流管は80(80K)5Y3-GTです。
80は直熱管、80Kは、同規格の傍熱管です。また5Y3-GT80と同規格のGT管でST管タイプのオクタルベース5Y3-GというG管もあります。
なお、80のナス管では280がありますが、今回の紹介には入れていません。(245アンプに使用している1本しかありません)
125mAまでの整流で効率も悪い整流管ですが、同じST管の45や、71Aと大きさがぴったりなので、私はシングル・アンプなどで良く使用しています。
 
 日立製の元箱入りの新品80です。箱に書いてある定価は
 なんと400円です。
 
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  こちらは80の傍熱管80K。そのまま挿し替えが出来ます。
 元箱入りの新品、こちらも定価は400円となっています。
 
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    こちらも新品の元箱入りですが、秋葉原の太平洋(現在は
 ありません)の親父さんに勧められ購入したもの。
 
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       この80のフィラメントは吊り天秤型です。
  つくりが少し変わっています。
 
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  ナショナル・エレクトロニクス(商社名?)の80です。
    つくりが少し2本で異なります。
 
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  少し古いですが、左側はマツダ(東芝)の80、右の2本
 は、KX-80(80K)です。国産品ですが、メーカーは
 わかりません。動作は3本とも正常で、71Aアンプや、
 45シングル・アンプで現在使用中のものです。
 
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  こちらのGE製の80ですが、ガラス管はGT管の5Y3
 同じ形ですが、ベースはUXという珍品? 2本ありますが
 こちらもアンプで使用しています。
 
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  こちらは5Y3のG管、5Y3-G80のオクタルベース
 の球ですね。こちらもコンパチブルのシングル・アンプで
 使用しています。
 
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   こちらは普通の5Y3-GTです。左側は東芝製、右側は
  JELECTRO(国産品です)の5Y3-GT  (ガラス管の
  表記は5Y3-GBとなっています)
 この他にもRCAの5Y3-GTがありますが、アンプで
 使用しています。
 
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 この他に接続ピンの位置は異なりますが、80と同規格のオク
タルベースで5Y4-Gなどがあります。5Y4-Gは2本持って
いましたが、オーディオ仲間にさしあげてしまい、手許にはあり
ません。
 
 80は、71Aや、45シングル・アンプを多く製作しているため、本数は結構持っていましたが、何本かは、差し上げてしまい、今は手許の予備球も少なくなっています。
効率が悪い整流管のため、駄球扱いで、使用しない方も多いのですが、私は好きな整流管として多用しています。
 
 では、今日は、このへんで・・・HIROちゃんでした。
 

大江光の音楽について

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   大江光の音楽について
 
 大江光氏は1963年生まれの知的障害者の作曲家、生まれた時に既に脳に大きな瘤があり、手術で取り除きましたが、脳に障害が残りました。
 父はノーベル文学賞受賞者の大江健三郎氏、映画監督の伊丹十三氏は伯父、そのような有名人の家族関係や、知的障害者の作曲した音楽・・・と言うことで大きな話題となり、テレビでも何回か放送されました。
 そのようなことで、レコード会社も宣伝がしやすかったのか、これまでに何枚かのCDが発売されていますが、そのうち私の手許にあるのは次の3枚です。1枚目は1992年、2枚目は1994年、3枚目は1998年の録音となっています。2005年に発売された「もう一度」と名付けた4枚目のCDは手許にはありません。
 
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 いづれのCDも1~2分という、とても短い曲が20数曲、録音されています。CD毎、1曲毎の評価は、とても書ききれませんので書きませんが、初めの1枚目では、主にピアノ独奏曲とピアノ伴奏を伴ったフルート曲で、2枚目以降になるとこれらの他にも、ヴァイオリン、ギターなどの楽曲も増えてきます。
 
 話題性のある作曲家ですが、彼の音楽はクラシック音楽とは言え、「幼稚でとてもつまらない音楽」「モーツアルトの初期の作品のパクリ的音楽」「感動が得られず面白くない」「小学生の作った童謡のような感じ・・・」「2度は聴かない・・・」など、彼の曲に対する評価はかなり低いものとなっています。
 一方、「非常にシンプルで素直」「メロディーが美しい」「作曲を重ねるたびに音楽性が向上している」「作曲者の優しい気持ちや楽しい気持ちが伝わってくる」「聴いていて癒される・・・」といった好意的なレビューも聞かれます。
 
 さて、私、HIROちゃんの評価は・・・後者ですね。
確かに大江光氏の音楽は、音楽的、芸術的には優れているわけでもなく、未熟で幼稚なものかも知れません。時には違和感を感じる時も無いわけではありません。
 しかし、音楽の楽しさ、美しさ、かなしさ、などがストレートに伝わってくる音楽で、単なると言ってはなんですが、BGMとして心に響く音楽なのです。
 
 
【参考投稿記事】
この「その他、ピアノ曲、BOX,他」の書庫には下記の投稿があります。タイトルをクリックすれば記事につながります。
 
では、またね・・・・HIROちゃんでした。 

真空管いろいろ/整流管5U4-G/5Z3

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    真空管いろいろ/整流管 5U4-G/5Z3
 
   前回、このコーナーでは整流管の80/80K/5Y3-GTなどを紹介しましたが、今回は5U4‐G/5U4-GB/5Z3です。
 5U4-Gは大きさも2A3と同じ大きさのST管タイプで、見た目のバランスも合うので、良くオーディオ・アンプに使用されていますが、元々は主に真空管テレビの電源用に開発された大容量整流管です。
 UXベースの5Z3が最初で、5Z3をGT用のオクタル・ベースにしたものが5U4-Gです。電気的には5Z3も、5U4-Gも同じ規格の整流管です。
 なお、5U4-GBは、5U4-Gよりガラス管は小さいGT管ですが、規格を一回り大きくしたもので、5U4-Gより多くの電流を取り出すことが出来ます。
 
■5U4-G/5Z3の規格はこちらです。
   ↓
 
■5U4-GBの規格はこちらです。
   ↓
 
 
私の手許にある5U4を紹介します。
 
 古い国産球ですが、右はPRC、左はメーカー不明の中古品ですが、2本とも正常品です。
 
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 ロシア製(たぶんソブテック?)の5U4-Gです。全て白箱入りの新品です。構造が普通の5U4-Gと異なり、フィラメントが細い帯状(板状)ではなく、線状のフィラメントを何本もスプリングで吊ってある構造になっています。
 右側の5U4-Gのハカマには、MADE IN ENGLAND GECと印刷されたシールが貼ってあります。このシールはニセモノでしょうね・・?・・・一目でロシア製とわかります。3本とも全く同じ構造です。
 
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 中国製の5U4-Gです。こちらも新品ですが、フィラメントは細い板状となっています。ベースに金属も使用しています。
 
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 こちらは5U4-GB、左は東芝製、右は日立製の中古品?ですが正常品です。たぶん真空管カラーテレビに使用していたものだと思います・・?
 東芝のは、元箱があったので、これは新品でした。今はアンプに使用しています。・・・今では国産球は貴重品です。
 
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 こちらは5U4-Gの前身、UXベースの5Z3です。かなり昔ですが秋葉原で何本かまとめて購入したものの中の1本。RCA元箱入りの新品です。オーディオ仲間に差し上げたりして、今では2本しか残っていません。そのうち1本はWE-300Bシングル・アンプに使用していますので、予備の新品は、この1本だけになりました。
 
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 WE-300Bのアンプというと、マニアの方は血眼になって、整流管にWE-274A/Bや、WE-422Aなどに拘るようですが、私には正直、整流管の違いやメーカーのちがいによる、音の違いや変化は、駄耳なので、区別が出来ません。個人的にはWE-300Bアンプであっても、5U4-Gや、5Z3でも十分だと思っています。
 
  では、今日はこのへんで・・・HIROちゃんでした。
 

WE300Bシングル・アンプ整流管交換

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   WE300Bシングル・アンプ 整流管交換
 
  手許にあるアンプとしては、かなり古いWE-300Bシングル・アンプですが、これまで何度か回路の変更など、改造を重ねてきました。
 当初から整流管はUXベースの5Z3(RCA)を使用してきましたが、今回、整流管のソケットをUXベースからオクタル・ベース(GT)に変更しました。
 考えてみるとUXソケットだと、ST管の5Z3WE-274Aが使用できますが、WE-274Aは高価ですし、持っていません。しかし、オクタル・ソケット(GT)にすれば、5Z3と同規格の5U4-Gや、5U4-GBをはじめ、電圧は多少変化するものの欧州球のCV-378や、GZ-34(5AR4)などがそのまま挿し換えが出来る他、持ってはいませんがWE-274Bも使用できます。
 
 
 手許にあるムラード製のCV-378です。新品で5本ほど持っていたのですが、譲ったりして今は2本しかありません。
 
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     GZ34(5AR4)は、何本か他のアンプに使用していて、
  予備の球は、国産の2本しか持っていません。
 
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    5U4-G/5U4-GBについては、前回の投稿で紹介して
  いますので、ここでの紹介は省略します。
 
  整流管をCV-378に挿し換えて写真を撮ってみました。
   アンプの後ろ側で、あまりよく見えませんね・・・
 
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  ※ご参考までに、使用しているWE-300Bは、1988年製
   のものです。
 
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  アンプの回路については、これまでにも紹介していますが、ドライブ管にWE-310Aを使用した91タイプの回路ですが、300Bのフィラメントの直流点火後の平滑用に使用したケミコン以外には、電源部など、すべてオイル・コンデンサーやフィルム・コンデンサー、タンタル・コンデンサーなどを使用した、ケミコン・レスのアンプになっています。B電源部の平滑用のコンデンサーの容量が少し少ないのですが、チョーク・トランスを2段使用したことと、300BのフィラメントをDC点火したことにより、ハムは全く出ません。
 なお、このアンプではGF回路にすると低音が出るとの事で、2014年5月に回路変更しましたが、私の駄耳ではGF回路による改造後の音の変化やハムの低減は確認出来ませんでした。
   300Bのフィラメント用ハムバランサーは、固定抵抗2本に変更したため、写真に写っているシャーシ上のVRは使用していません。 最終回路は末尾に掲載します。
 
整流管の違いによる音の変化について
 
 音マニアの方は、お耳が大変良いようで、整流管は傍熱管より直熱管の方がいい音がするとか、欧州球やWEの整流管は音が良い、あるいは製造メーカーにも拘る「音マニア」の方も多いのですが、私の駄耳では整流管の違いによる音の変化は全くわかりません。
 今回の改造で、整流管を5U4-G5U4-GBCV-378GZ34(5AR4)と挿し換えてみましたが、私の耳では全て同じ音に聴こえました。
 ウン十万円とか、うん百万円もする大型の高級スピーカー・システムなら音の違いが出るのでしょうか・・? わかりません・・
 
最終回路です。
   最終回路と言っても、整流管が変わっただけです。
   下記の回路図での各部の表記電圧、電流は5U4-G使用時
   の値です。
 
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このブログでは、同じ回路のアンプの製作を、おすすめしているものではありません。また、アンプの試聴結果は、個人的な感想です。したがって、このブログ内記事の回路図等は、参考にしないで下さい。同じ回路のアンプを、お作りになるのは自由だとは思いますが、全て自己責任の上、製作くださるよう、お願いいたします。投稿者としての責任は一切持ちません。真空管アンプ製作は、高電圧等による感電死や、火災、火気事故、シャシー加工時での怪我など、注意が必要です。安全第一で楽しいアンプ作りをしましょう。
では、今日はこのへんで・・・HIROちゃんでした。

気まぐれ日記/今週の家庭菜園

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  気まぐれ日記/今週の家庭菜園
 
   今週は台風が通り抜けましたが、被害はありませんでした。水不足だった菜園にとっては恵みの雨でした。
 
 左から「やぐらネギ」「落花生」「大豆(枝豆)」です。
 落花生は、ものすごい生育です。
 
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 次の写真は、左から「オクラ」サトイモの仲間「赤芽イモ?」
 です。
 右奥に見えるのは自然に生えた「赤シソ」です。
 
 オクラは、そろそろ収穫が終わりです。収穫終わり頃になると「オクラ」の表面がザラザラしてきて、最後の頃はトゲが出てきます。やはり外敵から種を守り、残すための植物の知恵でしょうか・・・
 今年のオクラは去年、この畑で採った種を蒔いたものです。今年も来年のために種を採る予定です。
 
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「やぐらネギ」の株が増えて、もう食べられます。1本の苗が数本に増えます。
 
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   長ネギではないので、葉の部分が多いですが、葉ネギとして
    全部食べられます。少し外皮を剥くとこんな感じです。
 
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 「モロヘイヤ」は、どんどん伸びるので食べきれません。
     摘み取った葉です・・・・
 
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  「ナス」は、そろそろ終わりです。まだ収穫出来ますが、
 枝の剪定が終わっているので、これからは小さな「秋茄子」
 となります。
 
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 そろそろ、秋蒔きの準備です・・・・
 では、今日は、このへんで・・・HIROちゃんでした。
 

シューベルト/スターバト・マーテル 

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 シューベルト/スターバト・マーテル ヘ短調
 
私はキリスト教の信者ではありませんが、ミサ曲などの宗教曲は音楽として良く聴きます。
 今回、紹介する宗教曲は「スターバト・マーテル(悲しみの聖母)」です。「スターバト・マーテル」といえば、ペルコレージ、
ドヴォルザーク、プーランク、ロッシーニなどが作曲した「スターバト・マーテル」が有名ですが、この中ではドヴォルザークが好きです。なぜならアマチュアの合唱団で、この中からステージで何曲か歌った経験があるからかもしれません。
 このドヴォルザークの「スターバト・マーテル」については、ケルテスとクーベリックなどのCDを持っていますが、機会を見て、そのうち紹介することにしましょう。 
 
 今回紹介するのは、シューベルト・・・・ ん?・・・
シューベルトの「スターバト・マーテル」というと、あまり馴染みがないかもしれません。しかし、シューベルトは多くのミサ曲などの宗教曲も作曲していて、「スターバト・マーテル」については「ト短調 D175」と、今回紹介する「ヘ短調 D383」の2曲を作曲しています。
 
「スターバト・マーテル」ですが、一般的にはラテン語で書かれていますが、このシューベルトのスターバト・マーテルはドイツ語訳を使用しています。このドイツ語訳は、原典に比べかなり自由なものになっているようです。
  曲は12曲から構成されていて独唱、重唱が合唱の間に折りこめられ、オーケストラと色彩感のある曲を構成しています。
 曲がはじまると荘厳で重々しさを感じる合唱でオーボエと、トロンボーンと弦楽となります。全曲を聴いてみるとオーケストラではオーボエ、ファゴット、トロンボーン、ホルン、フルートなど管楽器が効果的に使用されています。
 全曲の解説は出来ませんが、全体としては「緊張感を持った厳しいながらも美しい曲」・・・とでも言ったら良いのでしょうか・・・短調の曲ですが、特に第3曲の「イエズスは慈愛にみちた御顔で」では長調の美しい流れるようなメロディーを聴かせてくれます。いかにもシューベルトらしい曲で、何かの曲に似た美しい旋律です。(何の曲か思い出せません)
 第10曲では短調から長調に転調し、ソプラノ、テノール、バスによる重唱からテノールのソロとなりますがここでも美しい旋律を聴くことが出来ます。
第12曲の「アーメン」では長調でフーガの合唱で壮大に曲を締めくくります。
 
 このシューベルトの「スターバト・マーテル」の私のライブラリーは、下記の2枚です。この中ではヘルベルト・ケーゲル指揮/ライプツィヒ放送交響楽団/合唱団のものが素晴らしい演奏です。このCDは同じシューベルトの「ミサ曲第2番ト長調」がカップリングされていますが、この演奏も見事です。この曲は合唱団でかなり昔ですが、全曲を定期演奏会のステージで歌った経験もあり、とても思いいれの多い曲になっています。
 シューベルトのミサ曲については以前、「ドイツ・ミサ曲」の投稿時に簡単に述べていますが、機会を見てミサ曲全曲についても、そのうち投稿したいと思っています。
 一方、ギュンター・ヴァントのCDは、1950年代のモノラル録音で、モーツアルトの「戴冠ミサ曲K317」とのカップリングになっています。私には、このヴァントの戴冠ミサの演奏はテンポが遅く戴冠式の曲としては、少し物足りなさが感じます。モーツアルトの「戴冠ミサ」にもついても多くの音源を持っていますし、好きな曲なので、これについても機会を見て今後、紹介したいと思っています。
 
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           ヘルベルト・ケーゲル指揮
       ライピツィヒ放送交響楽団/合唱団 他
 
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        ギュンター・ヴァント指揮
        ケルン・ギュルツェニヒ管弦楽団
        ケルン放送合唱団 他
 
 
この他、「声楽・宗教曲・オペラ」の書庫の過去の投稿はこちらです。
下のタイトルをクリックすると記事につながります。
 2曲のレクイエムと荘厳ミサ曲(ミサ・ソレムニス)
 ・・・・・・・ 若くして亡くなった名テノール歌手の名盤を紹介
では、今日は、このへんで・・・HIROちゃんでした。

シューベルト/オラトリオ 「ラザロ」

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      シューベルト/オラトリオ 「ラザロ」
 
 前回の投稿では、シューベルトのあまり馴染みのない 「スターバト・マーテル」 を紹介しましたが、今回もほとんど知られていないシューベルトのオラトリオ 「ラザロ D689」 です。
 
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     ヘルムート・リリング指揮
     バッハ・コレギウム シュトゥットガルト 他
 
 このCDは何年か前の単身赴任中にタワー・レコード横浜店で見つけて購入したもの。 「ん・・?・・シューベルト作曲のオラトリオ?・・・そんなのがあったのかい?・・・しかも合唱の名指揮者ヘルムート・リリングの演奏!・・・」 ということで、「まあ安価なので購入してみるか・・・」 という感じで入手した2枚組のBOX・・
 クラシック音楽は好きなのですが、こんな曲まで手を出してくると、もはや趣味とはいえ、かなりの病気・・・そんなわけで今では所蔵のLPやCDなどの音源が1万枚を超えてしまったのです・・・・。
まあ、自分でも呆れています。。。。 
 
 さて、このオラトリオの 「ラザロ」 ですが 「ラザルス」 という表記もあるようです。復活の祝日=復活祭をオラトリオとした音楽です。購入したまま、つまみ聴きはしていたのですが、今回、あらためて全曲を聴いてみました。・・・輸入盤なので対訳を探したのですが、何を調べても全く見当たりません。なので曲のストーリーも分からず・・・130分という長時間を単なる音楽として聴くのは、かなり辛いところもあります。それでも美しい旋律などが多く聴かれれば良いのですが、正直、何とつまらない音楽なのかと思うほどで一度聴けば十分・・・・よくCDを見たら、この曲はシューベルトの未完の曲で、どこまでがシューベルト自身による曲なのかもさっぱり分からずじまい・・・3幕あるうちの2幕の途中までらしいのですが・・・まあ、それでも多く歌われる合唱についてはシューベルトらしさが少しみられるのが救いかも・・・
 
 しかし世の中には私では到底およばない 「クラシック・マニア」 のプロの方がおられるのには驚きです。この曲についてブログの投稿を見つけました。この曲に興味をもたれた方は、ぜひご参考にされると良いと思います。。。
 
 こちらのブログです。
    ↓

 
 
この他、「声楽・宗教曲・オペラ」の書庫の過去の投稿はこちらです。
下のタイトルをクリックすると記事につながります。
 
 2曲のレクイエムと荘厳ミサ曲(ミサ・ソレムニス)
 ・・・・・・・ 若くして亡くなった名テノール歌手の名盤を紹介
 
では、今日は、このへんで・・・HIROちゃんでした。

トリオのFMチューナー/KT-1300G

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  トリオのFMチューナー/KT-1300G
 
     私の使用しているトリオのAM/FMステレオ・チューナー
 就職してから購入した1970年代の製品。
  「トリオ」の名前にひかれて安月給で購入した普及品です。
 この他にもナショナル (テクニクス) のチューナーを中古で
   購入しましたが、やはり、このトリオには愛着があり、今で
   も使用しています。
 
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  AM/FMチューナーの上に乗っているアンプは、自作の
 テレビ用真空管6AH4-GTを使用したプリ・メインアンプ
 です。
  このアンプは、全てテレビ用真空管を使用して製作したもの
 で、CR型の独立したイコライザー・アンプとしても、また、
 6AH4-GTの独立したメイン・アンプとしても
 使用出来る、お気に入りのアンプです。
 
 「6AH4-GTプリ・メインアンプ」の回路図等、投稿記事
 は、こちらです。
    ↓
 
 暑~い 暑~い!」と言っていた夏休みも、いつのまにか終わ
 ってしまい9月2日から再び仕事が始まりました。
 「夏休み中にアンプを作る!」・・・と言っていたのですが、
 暑くて、なかなかやる気のスイッチがはいらないまま休みも終
 わってしまいました。
 アンプを作る部品は何とか全部揃っているのですが・・・・
 まあ、近いうちに何かつくることにしましょう・・・
 
 では、今日は、このへんで・・・・HIROちゃんでした。
  
 

バッハ/管弦楽組曲全曲/クレンペラー

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  バッハ/管弦楽組曲全曲/クレンペラー
 
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クラシック音楽を本格的に聴き始めた中学生時代から高校生時代にかけては、なぜかパロック音楽が好きで、特にバッハの管弦楽組曲第2番やブランデンブルク協奏曲第5番を良く聴いていました。
初めて購入した管弦楽組曲のLPレコードは、ロリン・マゼール指揮/ベルリン放送交響楽団の第2番と第3番でした。これまでの管弦楽組曲の私のライブラリーで愛聴盤といえば、カール・リヒター/ミュンヘン・バッハ管弦楽団、カール・ミュンヒンガー/シュトゥットガルト室内管弦楽団、そしてパブロ・カザルス/マールボロ音楽祭管弦楽団の演奏です。他にもカラヤンの第2番や第3番など、何枚か手許にありますが、最近、あまりこの曲を聴かなくなってしまったせいか、名盤?とされているピノックや、ガーディナー、コープマン、ホグウッド、アーノンクールあたりの演奏は購入もしていませんし、全く聴いていません。・・・・
 
 久しぶりに管弦楽組曲を聴いてみようと取り出したのが、今回紹介するオットー・クレンペラー指揮の演奏・・・このCDはクレンペラー没後40周年を記念して発売されたバッハ、ヘンデル、ハイドン、グルックなどの曲を収録したCD8枚組の廉価盤BOXの中のものです。
 この管弦楽組曲全4曲では、1954年のフィルハーモニア管弦楽団とのモノラル録音と、1969年のニュー・フィルハーモニア管弦楽団とのステレオ録音の両方が収められていて興味深く聴くことが出来ます。
 
 
 あらためてクレンペラーの演奏を聴いてみると、なんと遅いテンポの演奏だろうと思うのですが、1954年のモノラル録音でも、かなりテンポの遅い演奏ですが、1969年盤は、それよりも恐ろしい位、遅い演奏です。因みに各曲の演奏時間を比較すると、全曲とも異常とも思えるかなり遅い演奏になっています。
 
   第1番:2402(1954) 2819(1969)
   第2番:2249(1954) 2523(1969)
   第3番:2304(1954) 2630(1969)
   第4番:2145(1954) 2548(1969) 
 
 やはり聴くとなるとステレオ録音の1969年盤と言うことになるでしょうか・・・・
聴いていると、異常に遅いテンポについていけずに、やや疲れを感じる楽章もあるのですが、全曲とも堅実、壮麗な音楽で、カザルスの演奏とはまた違った確固たる信念と曲に秘められた生命力や緊張感が伝わってくる演奏です。
 これも名盤のひとつと言えるのではないでしょうか・・・・
 
この「管弦楽曲」の書庫内に下記の投稿記事があります
下のアドレスをクリックすれば直接記事につながります。
■エリック・サティ/管弦楽曲集/パラード
■クレメンティ/交響曲他、管弦楽作品全集
■武満徹 作品集
■シベリウス/フィンランディア
■R/シュトラウス管弦楽曲集/ルドルフ・ケンペ
ストラヴィンスキー 「春の祭典」の名盤(名演奏)
■ルロイ・アンダーソンの音楽
 
では、今日は、このへんで・・・・HIROちゃんでした。

交通被害事故(玉突き衝突)でむち打ち・・・

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   交通被害事故にあいました・・・
 
 今日の朝、出勤途中の道路で、玉突きの衝突事故にあいました。
赤信号で渋滞、停止中に、いきなり「ドッカ~ン!」
 後ろを見たら、ボルボの車が・・・道路の脇に自分の車を寄せて止め、後ろのボルボの運転者の方を見たら、座席で気分が悪そうにしていて暫く動きませんでした。気分が悪くなったのか、酒酔い運転で私の車に追突したのかと思って近付いたら、なんと、ボルボの後ろに前面メチャメチャの軽ワゴン車が・・・
そうなんです。玉突き事故・・・軽ワゴン車の方が東京の方で道を調べるのにカーナビに気を取られ、止まって信号待ちしていたボルボに「ドッカーン!」その弾みで私の車にボルボが「ドッカーン!」でした。幸い私は前の車とは車間をとっていたので三重衝突は免れました。
 しかし、ボルボという車は頑丈な車なんですね~~
軽ワゴン車は前面メチャメチャ・・・ラジエーターが壊れ水が全部漏れて自走は不可に・・・そんな衝撃でもボルボの後部は多少、へこんだ程度・・・私の車に追突したボルボの前面は無傷です。
 
私の車は・・・と言えば大きな損傷・・・ナンバー・プレートは、外れ、バンパーはもちあがってしまい、後ろのハッチは、開かなくなるくらい曲がってしまいました。
 
 幸い各3人の運転者に大きな怪我はありませんでした。軽ワゴン車の方は、ハンドルに少し胸を打ったようですが、大したことはなかったようです。
 ボルボの方は挟み打ち状態で、首と腰をやられたので暫く動けなかったとの事・・・少し辛そうだったので心配です・・・
 私も衝撃で首に違和感と少し痛みが・・・病院で首のレントゲン検査・・「軽いむち打ち」と診断され、明日になると痛くなると思うので・・・と痛み止めと、シップ剤を処方してくれました。首にコルセットを付けるほどではない軽傷ですので、ご安心を・・・
ただ、専門学校の授業が休講となってしまい、学校や学生に迷惑をかけてしまいました。
 
車は修理に出したのですが、修理に時間がかかるとの事で、今日からは、しばらく代車です。
 
 皆さん、お互いに車の運転には注意しましょうね。。。。。
「ナイス」な話ではないので、「ナイス」やコメントは不要です。
明日もブログを更新しますので・・・
では、今日は、このへんで・・・HIROちゃんでした。
 
 
 

真空管いろいろ/5R4整流管

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   真空管いろいろ/5R4整流管
 
   私は真空管アンプを製作する場合、シリコン・ダイオード整流より、整流管を使用する場合が多い。まあ、アンプの性能とかもあるのでしょうが、単に整流管を使用したほうが、いきなり出力管などのプレートに高電圧がかからないよう、気分的な安心感と、見た目の真空管のバランスなどで使用するまでです。
 真空管のヒーターが完全に点火してから電圧をかけるようにするならば、古めかしい整流管を使用しなくても遅延スイッチや、リレーで調整は出来るので効率の良いシリコン・ダイオード整流に拘るマニアの方もおられるようです。
 
 しかし真空管アンプは、見た目も大事・・・と思っているので、整流管に拘る時もあるのです。今回、紹介する5R4は、そんな拘りで使用する整流管のひとつでしょう。
 5R4は、同じ球でも5R4-GYとか、5R4-GAとか、形もいろいろありますし、ハカマの色も茶ベースなので、高電圧送信管のVT-25(10)や、VT-62(801/801A)などのアンプに使用すると、高電圧用の5R4と相性がバッチリあい、見た目にもバランスが良いアンプになります。
 
 私の手許には元箱入りの新品を含め何本かの5R4があります。
全部、昔、秋葉原で1本1000円で購入したものです。
 
 RCAの5R4(5R4GY)です。結構、本数があったのですが、差し上げたりしてストックは、この1本だけで、あとは全部、アンプに挿して使用中です。
 
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  こちらは軍用のJAN球、5R4-GA・・・形がSTタイプのG管ではなく、長身のGT管タイプです。この球も差し上げてしまい、ストックの予備球は、2本だけになりました。
 
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 どちらも電気的特性は同じなので、そのまま挿し替えが出来ます。
 
  5R4の規格は、こちらです。
     ↓
 
  
  涼しくなってきたので・・・近いうちアンプつくり
  を再開します・・・お楽しみに・・・
 
  では、今日は、このへんで・・・HIROちゃんでした。
 

真空管いろいろ/整流管80/5Y3

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  真空管いろいろ/整流管80/5Y3
 
 
 今は、夏休みなので、新規の真空管アンプを作ろうかと思っているのですが、暑くて作業をはじめようとするスイッチがはいりません。少し涼しくなったらアンプ作ります。それまでは、お茶を濁して真空管のコレクション?の中から紹介します。(コレクション家ではないので種類は持っていません。あくまで現用アンプの使用中の真空管と、保守用として残してある予備の球です)
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 これまで、このコーナーでは出力管、電圧増幅管をこれまで紹介してきましたが、たまには整流管の紹介もしましょう。
 今回の整流管は80(80K)5Y3-GTです。
80は直熱管、80Kは、同規格の傍熱管です。また5Y3-GT80と同規格のGT管でST管タイプのオクタルベース5Y3-GというG管もあります。
なお、80のナス管では280がありますが、今回の紹介には入れていません。(245アンプに使用している1本しかありません)
125mAまでの整流で効率も悪い整流管ですが、同じST管の45や、71Aと大きさがぴったりなので、私はシングル・アンプなどで良く使用しています。
 
 日立製の元箱入りの新品80です。箱に書いてある定価は
 なんと400円です。
 
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  こちらは80の傍熱管80K。そのまま挿し替えが出来ます。
 元箱入りの新品、こちらも定価は400円となっています。
 
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    こちらも新品の元箱入りですが、秋葉原の太平洋(現在は
 ありません)の親父さんに勧められ購入したもの。
 
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       この80のフィラメントは吊り天秤型です。
  つくりが少し変わっています。
 
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  ナショナル・エレクトロニクス(商社名?)の80です。
    つくりが少し2本で異なります。
 
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  少し古いですが、左側はマツダ(東芝)の80、右の2本
 は、KX-80(80K)です。国産品ですが、メーカーは
 わかりません。動作は3本とも正常で、71Aアンプや、
 45シングル・アンプで現在使用中のものです。
 
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  こちらのGE製の80ですが、ガラス管はGT管の5Y3
 同じ形ですが、ベースはUXという珍品? 2本ありますが
 こちらもアンプで使用しています。
 
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  こちらは5Y3のG管、5Y3-G80のオクタルベース
 の球ですね。こちらもコンパチブルのシングル・アンプで
 使用しています。
 
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   こちらは普通の5Y3-GTです。左側は東芝製、右側は
  JELECTRO(国産品です)の5Y3-GT  (ガラス管の
  表記は5Y3-GBとなっています)
 この他にもRCAの5Y3-GTがありますが、アンプで
 使用しています。
 
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 この他に接続ピンの位置は異なりますが、80と同規格のオク
タルベースで5Y4-Gなどがあります。5Y4-Gは2本持って
いましたが、オーディオ仲間にさしあげてしまい、手許にはあり
ません。
 
 80は、71Aや、45シングル・アンプを多く製作しているため、本数は結構持っていましたが、何本かは、差し上げてしまい、今は手許の予備球も少なくなっています。
効率が悪い整流管のため、駄球扱いで、使用しない方も多いのですが、私は好きな整流管として多用しています。
 
 では、今日は、このへんで・・・HIROちゃんでした。
 

ホーレンシュタインのベートーヴェン交響曲

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 ホーレンシュタインのベートーヴェン交響曲
 ------ こんな「英雄」の演奏があった -----
 
ヤッシャ・ホーレンシュタイン(18981973)は、ウクライナ出身のアメリカで活躍したユダヤ系指揮者です。1920年代にはフルトヴェングラーの助手などを務め、ウィーン交響楽団やベルリン・フィルハーモニーなどを指揮しましたが1940年に渡米しています。マーラーやブルックナーが得意なようです。(残念ながら彼のマーラーは持っていません)
ヤッシャ・ホーレンシュタインについては以前、このブログでブルックナーの交響曲について投稿しましたが、今回は彼のベートーヴェンの交響曲を紹介します。
私の手許にあるホーレンシュタインのベートーヴェンは下記の4枚、すべてVOX原盤のもので、すべてモノラル録音です。
 
 
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                        ベートーヴェン 交響曲第3番 「英雄」
                        ウィーン・プロ・ムジカ交響楽団
 
 
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                      ベートーヴェン 交響曲第5番
                       ベートーヴェン 交響曲第6番 「田園」
                       序曲集
                       ウィーン・プロ・ムジカ交響楽団 ※2枚組
 
 
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            ベートーヴェン 交響曲第9番 「合唱」
            ウィーン・プロ・ムジカ交響楽団
            ウィーン楽友協会合唱団
            ヴィルマ・リップ(S)エリーザベト・ヘンゲン(A)
            ユリウス・パツァーク(T)オットー・ヴィーナー(Bs)
 
 現在、ベートーヴェンの交響曲は全集だけでも87種類がライブラリーとして手許にありますが、上記の第3番「英雄」、第5番、第6番「田園」、第9番「合唱」は、それぞれ、たぶん100種類以上が手許にあると思います。(こうなると重篤な病気ですネ・・・)
 
今回、あらためて4曲を聴き直してみましたが、これまで何気なく聴き流していたベートーヴェンでしたが、凄い演奏を再発見!・・
それは第3番「英雄」
 第1楽章の冒頭の2回の和音の響きからして押し出すような大音響で大爆発・・・・全体的に遅めのテンポですが特に第1楽章でのせまりくる迫力は凄い。ティンパニーの強打・・・・金管楽器の炸裂・・・・一音一音に力と魂のこもった「英雄」です。聴いていて大爆発すると、フルトヴェングラーも顔負け的なところも・・・・これほどの凄演だとはこれまで気がつきませんでした。第2楽章も同様、一度爆発するとものすごいこと・・・ただし第4楽章では第1ヴァイオリンのアクセントや、クレッシェンドが強すぎて、少しいやらしく聴こえるところもあるのが残念。
 
 少し古い録音の「英雄」ですと、フルトヴェングラー/VPO、トスカニーニ/NBCや、シンフォニー・オブ・ジ・エアを指揮したブルーノ・ワルターのライブ、コンヴィチュニー、カイルベルト、ヘルマン・シェルヒェンなどが好きな演奏で、かなり古いですがメンゲルベルクなどもなかなか面白い演奏です。これらの演奏を好まれるマニアの方で、少し変わった「英雄」を聴いてみたい・・・・と思われている方には、ぜひホーレンシュタインの「英雄」を聴いてみてください。とにかく第1楽章が凄い・・・!
 
 ただし、そのほかの第5番、第6番「田園」、第9番「合唱」については少し平凡・・・「英雄」で見られた大爆発が無いわけではありませんが、「英雄」の迫力や大爆発は少し影をひそめています。
 なお、第5番についてはモノラル録音ですが、録音場所のためか、あるいは録音技術者の意図的なものか良くわかりませんが、凄い残響がはっきりと録音されています。この第5番の演奏もなかなかですが、第6番「田園」、第9番「合唱」は個人的には、ややもの足りなさを感じます。ただ、第9番「合唱」では、ワルター/VPOのマーラーの「大地の歌」のテノール、1947年録音のカラヤン/VPOとの「第九」で歌っていたユリウス・パツァークが担当していることに興味をひきます。
 
 なお、「ウィーン・プロ・ムジカ交響楽団」なる団体は、ウィーン・フィルのメンバーで特別編成されたオーケストラとのことですが、実態は良くわかりません。
 
 不思議なもので、初めて聞いた時は、ものすごく感動した演奏が、あらためて聴いてみると、結構つまらなかったり、逆に今回のように、聞き流していた凡演と感じたものが新たな感動を得ることもあります。そんなことを考えていると「音楽」とは不思議なもの・・・・と考えてしまいますね・・・
 
【関連投稿記事】
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 (86種類目のベートーヴェン交響曲全集です)
  交響曲第9番「合唱」
 
 
では、今日は、このへんで・・HIROちゃんでした。
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