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Channel: 真空管アンプの自作と、クラシック音楽&家庭菜園&鉄道写真などなど
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真空管いろいろ/整流管80/5Y3

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  真空管いろいろ/整流管80/5Y3
 
 
 今は、夏休みなので、新規の真空管アンプを作ろうかと思っているのですが、暑くて作業をはじめようとするスイッチがはいりません。少し涼しくなったらアンプ作ります。それまでは、お茶を濁して真空管のコレクション?の中から紹介します。(コレクション家ではないので種類は持っていません。あくまで現用アンプの使用中の真空管と、保守用として残してある予備の球です)
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 これまで、このコーナーでは出力管、電圧増幅管をこれまで紹介してきましたが、たまには整流管の紹介もしましょう。
 今回の整流管は80(80K)5Y3-GTです。
80は直熱管、80Kは、同規格の傍熱管です。また5Y3-GT80と同規格のGT管でST管タイプのオクタルベース5Y3-GというG管もあります。
なお、80のナス管では280がありますが、今回の紹介には入れていません。(245アンプに使用している1本しかありません)
125mAまでの整流で効率も悪い整流管ですが、同じST管の45や、71Aと大きさがぴったりなので、私はシングル・アンプなどで良く使用しています。
 
 日立製の元箱入りの新品80です。箱に書いてある定価は
 なんと400円です。
 
イメージ 1
 
  こちらは80の傍熱管80K。そのまま挿し替えが出来ます。
 元箱入りの新品、こちらも定価は400円となっています。
 
イメージ 2
 
 
    こちらも新品の元箱入りですが、秋葉原の太平洋(現在は
 ありません)の親父さんに勧められ購入したもの。
 
イメージ 3
 
       この80のフィラメントは吊り天秤型です。
  つくりが少し変わっています。
 
イメージ 4
 
 
  ナショナル・エレクトロニクス(商社名?)の80です。
    つくりが少し2本で異なります。
 
イメージ 5
 
 
  少し古いですが、左側はマツダ(東芝)の80、右の2本
 は、KX-80(80K)です。国産品ですが、メーカーは
 わかりません。動作は3本とも正常で、71Aアンプや、
 45シングル・アンプで現在使用中のものです。
 
イメージ 9
 
 
  こちらのGE製の80ですが、ガラス管はGT管の5Y3
 同じ形ですが、ベースはUXという珍品? 2本ありますが
 こちらもアンプで使用しています。
 
イメージ 6
 
  こちらは5Y3のG管、5Y3-G80のオクタルベース
 の球ですね。こちらもコンパチブルのシングル・アンプで
 使用しています。
 
イメージ 8
 
   こちらは普通の5Y3-GTです。左側は東芝製、右側は
  JELECTRO(国産品です)の5Y3-GT  (ガラス管の
  表記は5Y3-GBとなっています)
 この他にもRCAの5Y3-GTがありますが、アンプで
 使用しています。
 
イメージ 7
 
 
 この他に接続ピンの位置は異なりますが、80と同規格のオク
タルベースで5Y4-Gなどがあります。5Y4-Gは2本持って
いましたが、オーディオ仲間にさしあげてしまい、手許にはあり
ません。
 
 80は、71Aや、45シングル・アンプを多く製作しているため、本数は結構持っていましたが、何本かは、差し上げてしまい、今は手許の予備球も少なくなっています。
効率が悪い整流管のため、駄球扱いで、使用しない方も多いのですが、私は好きな整流管として多用しています。
 
 では、今日は、このへんで・・・HIROちゃんでした。
 

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