ベートーヴェン交響曲全集/クーセヴィッキー
------ 96種類目の全集 ------
ベートーヴェン交響曲全集のBOX購入病が直らない・・・
今回、購入した全集が96種類目…もう少しで100種類になる。100種類になったら買うのをやめようかな?? 1曲ごとに見れば、全部の曲が軽く100種類を超えています。 第5番や、第9番「合唱」などは150種類くらいになっています。まあ、これほどベートーヴェンの交響曲にとりつかれると、もう病気どころではないかも…
でも、感染性は無いようですので、ご安心を・・・ただし、私の「貧乏性慢性金欠病」は、感染力が強いのでご用心を…このブログを読まれた方には感染しやすく、…ワクチンはないので注意、注意・・・(笑い)
さて、今回、購入した全集は、ボストン交響楽団を育てたともいえる、セルゲイ・クーセヴィッキー指揮の全9曲の全集。
Memoriesレーベル盤は、海賊盤的な録音も多く、音質はともかく、とんでもない名演奏に出会うかと思えば、なんじゃこりゃ…と思えるような駄演や、あまりにも粗悪な録音など購入するには多少、勇気が必要ですが安価なので許せます。
このクーセヴィッキーの全集ですが、第2番、第3番、第5番、第7番、第8番がスタジオ録音、第1番、第4番、第6番、第9番がライブ録音です。また、第1番と、第9番は、フランス国立放送交響楽団、その他はボストン交響楽団との演奏。BOXの帯の解説には「音質は年代並」とありましたが、他の同年代の録音と比較すると、ライブ録音、スタジオ録音とも、音質は少し粗悪に聴こえます。
この全集の評価ですが、正直、良く分かりません。帯の説明文では、「この全集はマニア座右の必携盤」と述べていますが…
全体的には、あまり感動した演奏を聴くことは出来ませんでした。あまりにも期待して購入したからかもしれませんが、CD1から順に聴いていきましたが、CD3あたりからは何故か聴き流す感じで真剣には聴かなかったかも・・・
そのようなわけで、どの曲が良かったかと聴かれても?です。
第9番「合唱」はフランス国立放送交響楽団との演奏ということもあり、フランス語の歌唱によるもの。やはり聴きなれたドイツ語と比べると何故か違和感があります。どうしても何曲か選べ…と言われたら…第4番と第8番か・・・
あまりまじめに聴かなかったので、帯に書かれている解説が購入先のタワーレコードの通販サイトでも紹介されていましたので、下記にコピーします。
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今までありそうでなかったクーセヴィツキ―のベートーヴェン:交響曲全集!!
ライヴ録音が多く含まれるのも嬉しい、鬼才クーセヴィツキ―の唯一のベートーヴェン全集が登場です。バーンスタインの師としても高名な大指揮者。コントラバス奏者出身で、楽譜が実は読めなかったとか、フランス被れとか、今では散々な評価ですが、華やかな演奏は通ならば知るところです。スタジオ録音では当時のボストン響の優秀さと音色のツヤが明らかで、ここまでオーケストラを仕上げる手腕には並々ならぬものがあります。第4、「田園」、第7がライヴというのが朗報。火の玉のように燃え盛る第7の見事なこと。ミュンシュやプレートルとも共通点が見いだせます。「第九」はかなり昔から知られた録音でフランス語歌唱が非難されることの多い演奏です。本人も歌いまくり!ところどころ原テープに傷があるのがたまに傷ですが、イキイキとしたフレージング、メンゲルベルクも真っ青の大見得のような豪快な変化が頻発する面白演奏。同日の前プロが第1番でこれも瑞々しい名演。音質は年代並とは言え、この「全集」はマニア座右の必携盤と申せましょう。
ライヴ録音が多く含まれるのも嬉しい、鬼才クーセヴィツキ―の唯一のベートーヴェン全集が登場です。バーンスタインの師としても高名な大指揮者。コントラバス奏者出身で、楽譜が実は読めなかったとか、フランス被れとか、今では散々な評価ですが、華やかな演奏は通ならば知るところです。スタジオ録音では当時のボストン響の優秀さと音色のツヤが明らかで、ここまでオーケストラを仕上げる手腕には並々ならぬものがあります。第4、「田園」、第7がライヴというのが朗報。火の玉のように燃え盛る第7の見事なこと。ミュンシュやプレートルとも共通点が見いだせます。「第九」はかなり昔から知られた録音でフランス語歌唱が非難されることの多い演奏です。本人も歌いまくり!ところどころ原テープに傷があるのがたまに傷ですが、イキイキとしたフレージング、メンゲルベルクも真っ青の大見得のような豪快な変化が頻発する面白演奏。同日の前プロが第1番でこれも瑞々しい名演。音質は年代並とは言え、この「全集」はマニア座右の必携盤と申せましょう。
【曲目】
ベートーヴェン:
交響曲第1番【フランス国立放送響、1950年6月25日ライヴ】、
交響曲第2番【ボストン響、1938年12月、1939年4月スタジオ】、
第3番「英雄」【ボストン響、1945年10月スタジオ録音】、
交響曲第4番【ボストン響、1943年3月6日ライヴ】、
交響曲第5番【ボストン響、1944年11月】、
交響曲第6番「田園」【1943年10月23日ライヴ】、
交響曲第7番【ボストン響、1944年1月8日ライヴ】、
交響曲第8番【ボストン響、1936年12月スタジオ録音】、
第9番「合唱」【フランス国立放送響、ジャニーヌ・ミショー(S)、ソランジュ・ミシェル(M)、ジョルジュ・ジュアテ(T) 、シャルル・カンボン(Bs) 1950年6月25日ライヴ】
指揮/セルゲイ・クーセヴィッキー
ベートーヴェン:
交響曲第1番【フランス国立放送響、1950年6月25日ライヴ】、
交響曲第2番【ボストン響、1938年12月、1939年4月スタジオ】、
第3番「英雄」【ボストン響、1945年10月スタジオ録音】、
交響曲第4番【ボストン響、1943年3月6日ライヴ】、
交響曲第5番【ボストン響、1944年11月】、
交響曲第6番「田園」【1943年10月23日ライヴ】、
交響曲第7番【ボストン響、1944年1月8日ライヴ】、
交響曲第8番【ボストン響、1936年12月スタジオ録音】、
第9番「合唱」【フランス国立放送響、ジャニーヌ・ミショー(S)、ソランジュ・ミシェル(M)、ジョルジュ・ジュアテ(T) 、シャルル・カンボン(Bs) 1950年6月25日ライヴ】
指揮/セルゲイ・クーセヴィッキー
この「交響曲」の書庫の中には次の投稿記事があります。下記のタイトルをクリックすると記事に繋がります。
■バーンスタインのシベリウス交響曲選集
■ネヴィル・マリナーのベートーヴェン交響曲全集
(86種類目のベートーヴェン交響曲全集です)
交響曲第9番「合唱」
では、今日は、このへんで・・・HIROちゃんでした。![]()
