作ってみたい真空管アンプ
何故か、このところ忙しく、暫くアンプもいじっていません。
このところ、あまり休みがありません。
今日も今から講習会の予定があるので、午前中のうちに出かけます。いま、最終的な講義用のパワーポイントの資料を確認したところです・・・。
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さて、暇の時に今度は、どんなアンプを作ろうかと、家にある真空管の箱を開け、球を見ながらニヤニヤ…頭の中で、回路を考えたりしている。とにかく真空管を眺めているだけで、これも作りたい…、あれも作りたい…と、きりがない。UZ-42の箱を見ていたら、また作ってみたいとも思った…
いま頭の中で作ってみたいアンプ…それも出来るだけ出費を０円とし、家にある部品だけで出来るものを考えているのだ。
そんなことで、頭の中だけで計画中のアンプは…といえば…
最後の71Ａ（171Ａ）アンプ…最後の45（245）アンプ…
最後の300Ｂアンプ…最後の2A3アンプ…
最後のVT-62や、VT-25アンプ…最後の本格的な211アンプ…
最後の‥‥‥などなどの直熱古典管のアンプ・・・
「最後」と書いたのは、もうそろそろ真空管アンプ作りは止めようか…という思い…
これらの古典管アンプは作るとすれば、いつかはまた作ろうかとストックしてあるタムラ製のトランスを使った「トランス結合」のアンプ・・・特性が悪いだの波形が悪いだの・・・ＮＦＢを掛けないアンプはアンプじゃない・・・だのいろいろ仰るうるさいマニアが多いが・・・私は自己満足のアンプでいい・・たぶん、今後は試聴会に出品することはないだろうし・・・
「常陸管球の会」のメンバーではあるが、昨年の試聴会で、もう自分のアンプは音を出して聴衆に聴かせる自信は全くなくなった。
だから今年は音を出さずに、アンプの展示のみとした・・・
今後、会員同士の研究会や勉強会では、音を出して聴いては貰うが、クレーマー的な？…うるさい音マニアが多く集まる、毎年の「試聴会」で音を出すことはもう多分ないだろう・・会員だけの集まりで、ある程度、会員にみとめていただけるような音が出れば、それで十分だ・・・
さて、古典管ばかり書いてしまったが、作ってみたいアンプは他にもある。最後の…とは書いたが、できればあと5年くらいはアンプ作りを続けたい・・・古典管じゃなくたってEL34や6L6系のＧＴ菅も多く持っているし、テレビ管も多い。ＭＴ管だって6BQ5（EL84）や6BM8、7ピンMTの6AQ5や、6AR5だって結構ある。
今、ＭＴ管なら6BM8か6BQ5のプッシュプル・アンプでも作ってみたい。部品は買わなくても何とかなりそうだ。（下の写真は松下製の6BM8）
![イメージ 4]()
6BM8といえば、今から50年くらい前の高校生時代に作ったシングル・アンプが懐かしい。6BQ5も高校時代にシングル・アンプを作っているが、6BM8も6BQ5もプッシュプルでの製作は1台もない。（多分、シングルは、どちらも3～4台位は今までに作っている。これらは弟や友人のために作ったものが多い）
なので、トランス結合の古典管アンプの前に、どちらかでプッシュプル・アンプでも作ろうかと思っている。
6BM8なら…こんな感じか…ちょっと前に書いた回路図…
私はいつもシンプルな回路だ…必要あれば、あとから高域補正回路を少し追加したりNFB等、各部の定数を調整すればいいだけ。
なお、ペア管でなければ、出力管のカソード抵抗は1本毎に独立させたほうがいいだろう。（400～500Ω位にすればいいだろう）
6BQ5なら以前、投稿したこんな回路かな～～～6BM8のｐｐ回路とほぼ同じシンプルな回路。
---- お願い ----
このブログでは、同じ回路のアンプの製作を、おすすめしているものではありません。また、アンプの試聴結果は、個人的な感想です。したがって、このブログ内記事の回路図等は、参考にしないで下さい。同じ回路のアンプを、お作りになるのは自由だとは思いますが、全て自己責任の上、製作くださるよう、お願いいたします。投稿者としての責任は一切持ちません。真空管アンプ製作は、高電圧等による感電死や、火災、火気事故、シャシー加工時での怪我など、注意が必要です。安全第一で楽しいアンプ作りをしましょう。
あっ！・・もうそろそろ出かける時間です。では、またね・・・
・・・HIROちゃんでした。![]()
