6Z-P1ミニアンプ/ドライブ管挿し替え
先日完成した6Z-P1のミニワッターですが、前回の回路図のとおり、ドライブ管には6AU6の3極管接続としましたが、前回投稿した回路図のようなソケットのピン接続にすると、かなりラフな使い方ではあるのですが、多くの真空管がそのまま交換(挿し替え)できます。
高周波用の真空管ですが下記のようにカワイイ5654(6AK5)
を挿してみました。左側は6AU6です。
ドライブ管を挿し替えることによって、電圧配分は多少、変わりますが、普通に音は出ます。このアンプのようなピン接続による3極管接続にすると、挿し替え可能な球は、我が家にある球だけでもたくさんあります。
もっとたくさんあると思いますが、新品もあれば中古品もあります。・・適当に探し、出して並べてみました。
ほとんどがテレビ用かラジオ用の高周波管ですね。
新品は国産品が多いです。
かなり適当ですが、家にあった手持ちのもので、このピン接続で挿し替えできる主なドライブ管は次のとおりです。(ただし、これらはオススメしているものではありません。音は出て使用できますが、使われる場合には、あくまで自己責任の上お使い下さい)
6AU6 6AK5 5654 6096 6DK6 6CB6 6AH6
6BH6 6BD6 6BA6 6AS6 6HZ6 6AG5 など
こららの音の違いはわかりません。所詮、ミニワッターですし、私のような駄目耳では、ドライブ管の挿し替えによる音の違いなんてなものは全くわかりません。音が普通に出ればそれでよし!
こんなミニアンプですから測定しても、あまり面白くありませんが、入出力特性を見てみました。
最大出力は1Wと思ったら、なんと0.8Wで1W出ませんでした。
この時の入力感度は580mVでした。
なお、6Z-P1の主な動作は次のとおりです。
Ep:175V Ip+IG2:16.1mA
-Eg:-10V(Rk:620Ω) RL:12kΩ
一応、1kHzの正弦波を低周波発振器から入力し、波形を観測すると、きれいな波形ですが、方形波(矩形波)で100Hz、1kHz、10kHzを見てみると・・・なんじゃこりゃ!です。笑ってしまうようなひどい波形です。・・・にも関わらず私には素晴らしい音に聴こえるのですよ・・・やっぱり私のお耳は駄目耳なんですね~~
単なる自己満足のミニアンプでした・・・・おわり
前回、投稿の回路図等は、こちらです。
では、今日は、このへんで・・・HIROちゃんでした。![]()
