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ロベルト・シュトルツ/ウィーン音楽集

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        ロベルト・シュトルツ/ウィーン音楽集


  ロベルト・シュトルツは1880年生まれ1975年に94歳で亡くなったオーストリアの作曲家・指揮者です。今回紹介するBOXは、彼が晩年にオイロディスクに録音を残したウインナ・ワルツやポルカ、行進曲などウィーン音楽を集めたCD12枚組のBOXです。
  ヨーゼフ・ランナー、ヨハン・シュトラウス親子、ロベルト・シュトルツの他、ウィーン音楽の作曲家22人の作品集となっています。

イメージ 1


  ウインナ・ワルツやポルカなどといえば、クレメンス・クラウスやボスコフスキー、カラヤンなど、多くの音源をライブラリーとして持っています。また、録音も少なく異色の演奏ですが魅力あるハンス・クナッパーツブッシュ、やはり録音は少ないのですが、格調の高いカール・シューリヒトのワルツ、ニューイヤー・コンサートの映像で見る指揮姿の素晴らしいカルロス・クライバーなどの演奏も大好きです。


  何故、このロベルト・シュトルツのBOXを購入したかと言うと、多くのシュトラウス親子の作品でも、未聴の曲が録音されていること、好きなヨーゼフ・シュトラウスの作品が比較的多かったこと、ランナーの曲も多く、ツィーラー、コムツァークなどの曲も収録されていたためで、初めて耳にする曲も多かったからです。
(価格もタワーレコードの通販で税込み2,913円と安価でした)

  このBOX12枚ですが、ウインナ・ワルツやポルカは大好きですが、続けて2枚も3枚も聴くと何故か少し飽きてしまいます。そんなわけで、まだ全部は聴いていません。通勤の車の中などで気軽にBGMとして聴くことが多いかも・・・

  すこし部屋で真面目に聴いていると、前記のクレメンス・クラウスやボスコフスキーとはだいぶ趣が違います。
クラウスやボスコフスキーはウィーン・フィルハーモニーとの録音ですが、このロベルト・シュトルツの録音は、ウィーン交響楽団との録音も何曲か含まれていますが、ほとんどがベルリン交響楽団との録音で、優雅さや遊び心などはあまり感じません。

  なぜウィーンではなく、ベルリン交響楽団との録音が多かったのかは私にはわかりません。この録音は全体として、どちらかというと正統派の演奏と言えるでしょう。少し大味なところも感じますが、真面目な演奏・・・とでも言ったらいいのでしょうか・・・それでもこのBOXはウィーン音楽を十分に味わうことが出来る名演集だと思います。


  このBOXの収録曲は下記のとおりです。購入先のタワーレコードの通販サイトからコピーしました。
 

『ロベルト・シュトルツ/ウィーン音楽集』
【曲目】
[CD1]
ランナー:
「新ウィーン・レントラーOp.1

「ドルンバッハのレントラーOp.9
「別れのワルツOp.19
「バーデンの巻きパンOp.64
「ペシュト・ワルツOp.93
「求婚者Op.103
「愛の語らいOp.128
「宮廷舞踏会舞曲Op.161
「おしゃれな舞曲Op.165
「ロマンティックな人々Op.167
「宵の明星Op.180
「ハンス・イェルゲル・ポルカOp.194/
[CD2]
J.
シュトラウス1
:
「シェーンブルンの人々Op.200

「小鳩のワルツOp.1
「ウィーンのカーニヴァルOp.3
「入場ギャロップOp.35
「人生は踊りOp.49
「エリザベート・ワルツOp.71
「うぐいすのワルツOp.82
「カチューシャ・ギャロップOp.97
「パリのワルツOp.101
「ウィーン情緒Op.116
「「ドナウの歌Op.127
「祝典カドリーユOp.130
「シュペール・ポルカOp.133
「好評なアンネン・ポルカOp.137/
[CD3]
J.
シュトラウス1
:
「ローレライ=ラインの歌Op.154

「アイゼレとバイゼレOp.202
「カチンカ・ポルカOp.210
「ラデツキー行進曲Op.228
「酒神Op.230」、
J.
シュトラウス2/
「記念の詩Op.1

「どうぞごひいきにOp.4
「ペストのチャルダッシュOp.23
「ジプシー・カドリーユOp.24
「ホプサー・ポルカOp.28
「爆発ポルカOp.43
「ハイリゲンシュタットのランデヴーOp.78
「フェスラウ・ポルカOp.100
「メフィスト地獄の叫びOp.101
「電磁気ポルカOp.110
「花祭りOp.111
「愛の歌Op.114/
[CD4]
J.
シュトラウス2
:
「アンネン・ポルカOp.117

「サタネラ・ポルカOp.124
「フランツ・ヨーゼフ皇帝万才!Op.126
「よろこびのポルカOp.127
「ウィーンっ子Op.144
「ミューズ・ポルカOp.147
「エリーゼ・ポルカOp.151
「ナポレオン行進曲Op.156
「速達ポルカOp.159
「スーヴェニール・ポルカOp.162
「無邪気ないたずらOp.202
「トリッチ・トラッチ・ポルカOp.214
「加速度円舞曲Op.234
「常動曲Op.257
「取りこわしポルカOp.269
「朝の新聞Op.279
「観光列車Op.281
「ペルシャ行進曲Op.289
「帝都はひとつ、ウィーンはひとつOp.291/
[CD5]
J.
シュトラウス2
:
「ウィーンのボンボンOp.307

「美しく青きドナウOp.314
「芸術家の生活Op.316
「愛の使者Op.317
「うわき心Op.319
「フィガロ・ポルカOp.320
「町といなかOp.322
「心と魂Op.323
「雷鳴と電光Op.324
「ウィーンの森の物語Op.325
「百発百中Op.326
「ハンガリー万才!Op.332
「酒・女・歌Op.333
「エジプト行進曲Op.335/
[CD6]
J.
シュトラウス2
:
「クラップフェンの森でOp.336

「証券取引所からOp.337
「人生の歓びOp.340
「千夜一夜Op.346
「インディゴ行進曲Op.349
「ウィーンかたぎOp.354
「わが家でOp.361
「こうもりカドリーユOp.363
「シトロンの花咲く国Op.364
「チク・タク・ポルカOp.365
「仲良しのワルツOp.367
「カリオストロ・ワルツOp.370/
[CD7]
J.
シュトラウス2
:
「お気に召すままOp.372

「狩りOp.373
「美しい五月Op.375
「山賊のギャロップOp.378
「南国のバラOp.388
「新兵さんの行進曲Op.398
「キッス・ワルツOp.400
「春の声Op.410
「入江のワルツOp.411
「宝のワルツOp.418
「ロシア行進曲Op.426
「ドナウ川の乙女Op.427
[CD8]
J.
シュトラウス2:
「皇帝円舞曲Op.437

「騎士パズマンのチャルダッシュOp.441
「もろ人手をとりOp.443
「東洋物語Op.444
「人を信ずるには!Op.463
「ライムント時代の思い出Op.479
ヨーゼフ・シュトラウス/
「調子のいい男Op.62

「休暇旅行でOp.133
「芸術家の気まぐれOp.135
「かもしかOp.155
「ごちゃまぜOp.161
「オーストリアの村つばめOp.164
「女心Op.166/
[CD9]
ヨーゼフ・シュトラウス
:
「ディナミーデンOp.173

「おてんば娘Op.181
「トランスアクツィオンOp.184
「とんぼOp.204
「うわごとOp.212
「マリアの想い出Op.214
「天体の音楽Op.235
「投書欄Op.240
「即興のポルカOp.241
「おしゃべりなかわいい口Op.245
「水彩画Op.258
「スケートOp.261
「わが人生は愛と喜びOp.263」、
J.
シュトラウス2&ヨーゼフ・シュトラウス:
「射撃のカドリーユ」
/
[CD10]
ヨーゼフ・シュトラウス
:
「ごきげん!Op.264

「かじやのポルカOp.269
「遠方からOp.270
「女性の真価Op.277
「騎手Op.278
「上機嫌Op.281」、
J.
シュトラウス2&ヨーゼフ・シュトラウス:「ピチカート・ポルカ」、
エドゥアルト・シュトラウス:「テープは切られたOp.45」、
ラビツキー:「シェーンブルン・ポルカOp.151」、
グングル:「大海原の夢」Op.80
ファールバッハ2:「カーレンベルクの村でOp.340」、
スッペ:「ファティニッツァ行進曲」、
ケラー:「忘れじのラインOp.83」、
コムツァーク:
「バラタリア行進曲Op.47

「民謡とメルヘンOp.135
「アルブレヒト大公行進曲Op.136
「バーデン娘Op.257」、
ローザス:「波涛を越えて」/
[CD11]
ツィーラー
:
「謝肉祭の子供Op.382

「ウィーン娘Op.388
「ウィーンの市民Op.419
「シェーンフェルト行進曲Op.422
「ドナウ川の物語Op.446
「夜更かしの楽しみOp.466
「快適な夜Op.488
「軍服の魅力Op.493
「ビロードと絹Op.515/
[CD12]
ツィーラー
:
「ヘラインシュパツィールトOp.518

「扇のポロネーズOp.525」、
ホイベルガー:「オペラ舞踏会」、
オスカー・シュトラウス:喜歌劇「ワルツの夢」~ワルツ、
レハール:ワルツ「金と銀」Op.79
フチーク:行進曲「闘士の入場」Op.68
ファル:喜歌劇「イスタンブールのばら」~ワルツ、
トランスライトル:ワルツ「楽しきウィーンのプラター」、
コムツァーク2:ワルツ「ミュンヘンの子どもたち」Op.286
カールマン:ワルツ「村の子供」、
シュトルツ:ワルツ「ウィーンのカフェ」/
【演奏】

ロベルト・シュトルツ(指揮)ベルリン交響楽団,ウィーン交響楽団
【録音】19661971


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では、今日は、このへんで・・・・HIROちゃんでした。



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