なぜウィーンではなく、ベルリン交響楽団との録音が多かったのかは私にはわかりません。この録音は全体として、どちらかというと正統派の演奏と言えるでしょう。少し大味なところも感じますが、真面目な演奏・・・とでも言ったらいいのでしょうか・・・それでもこのBOXはウィーン音楽を十分に味わうことが出来る名演集だと思います。
『ロベルト・シュトルツ/ウィーン音楽集』
【曲目】
[CD1]
ランナー:
「新ウィーン・レントラーOp.1」
「ドルンバッハのレントラーOp.9」
「別れのワルツOp.19」
「バーデンの巻きパンOp.64」
「ペシュト・ワルツOp.93」
「求婚者Op.103」
「愛の語らいOp.128」
「宮廷舞踏会舞曲Op.161」
「おしゃれな舞曲Op.165」
「ロマンティックな人々Op.167」
「宵の明星Op.180」
「ハンス・イェルゲル・ポルカOp.194」/
[CD2]
J.シュトラウス1世:
「シェーンブルンの人々Op.200」
「小鳩のワルツOp.1」
「ウィーンのカーニヴァルOp.3」
「入場ギャロップOp.35」
「人生は踊りOp.49」
「エリザベート・ワルツOp.71」
「うぐいすのワルツOp.82」
「カチューシャ・ギャロップOp.97」
「パリのワルツOp.101」
「ウィーン情緒Op.116」
「「ドナウの歌Op.127」
「祝典カドリーユOp.130」
「シュペール・ポルカOp.133」
「好評なアンネン・ポルカOp.137」/
[CD3]
J.シュトラウス1世:
「ローレライ=ラインの歌Op.154」
「アイゼレとバイゼレOp.202」
「カチンカ・ポルカOp.210」
「ラデツキー行進曲Op.228」
「酒神Op.230」、
J.シュトラウス2世/
「記念の詩Op.1」
「どうぞごひいきにOp.4」
「ペストのチャルダッシュOp.23」
「ジプシー・カドリーユOp.24」
「ホプサー・ポルカOp.28」
「爆発ポルカOp.43」
「ハイリゲンシュタットのランデヴーOp.78」
「フェスラウ・ポルカOp.100」
「メフィスト地獄の叫びOp.101」
「電磁気ポルカOp.110」
「花祭りOp.111」
「愛の歌Op.114」/
[CD4]
J.シュトラウス2世:
「アンネン・ポルカOp.117」
「サタネラ・ポルカOp.124」
「フランツ・ヨーゼフ皇帝万才!Op.126」
「よろこびのポルカOp.127」
「ウィーンっ子Op.144」
「ミューズ・ポルカOp.147」
「エリーゼ・ポルカOp.151」
「ナポレオン行進曲Op.156」
「速達ポルカOp.159」
「スーヴェニール・ポルカOp.162」
「無邪気ないたずらOp.202」
「トリッチ・トラッチ・ポルカOp.214」
「加速度円舞曲Op.234」
「常動曲Op.257」
「取りこわしポルカOp.269」
「朝の新聞Op.279」
「観光列車Op.281」
「ペルシャ行進曲Op.289」
「帝都はひとつ、ウィーンはひとつOp.291」/
[CD5]
J.シュトラウス2世:
「ウィーンのボンボンOp.307」
「美しく青きドナウOp.314」
「芸術家の生活Op.316」
「愛の使者Op.317」
「うわき心Op.319」
「フィガロ・ポルカOp.320」
「町といなかOp.322」
「心と魂Op.323」
「雷鳴と電光Op.324」
「ウィーンの森の物語Op.325」
「百発百中Op.326」
「ハンガリー万才!Op.332」
「酒・女・歌Op.333」
「エジプト行進曲Op.335」/
[CD6]
J.シュトラウス2世:
「クラップフェンの森でOp.336」
「証券取引所からOp.337」
「人生の歓びOp.340」
「千夜一夜Op.346」
「インディゴ行進曲Op.349」
「ウィーンかたぎOp.354」
「わが家でOp.361」
「こうもりカドリーユOp.363」
「シトロンの花咲く国Op.364」
「チク・タク・ポルカOp.365」
「仲良しのワルツOp.367」
「カリオストロ・ワルツOp.370」/
[CD7]
J.シュトラウス2世:
「お気に召すままOp.372」
「狩りOp.373」
「美しい五月Op.375」
「山賊のギャロップOp.378」
「南国のバラOp.388」
「新兵さんの行進曲Op.398」
「キッス・ワルツOp.400」
「春の声Op.410」
「入江のワルツOp.411」
「宝のワルツOp.418」
「ロシア行進曲Op.426」
「ドナウ川の乙女Op.427」
[CD8]
J.シュトラウス2世:
「皇帝円舞曲Op.437」
「騎士パズマンのチャルダッシュOp.441」
「もろ人手をとりOp.443」
「東洋物語Op.444」
「人を信ずるには!Op.463」
「ライムント時代の思い出Op.479、
ヨーゼフ・シュトラウス/
「調子のいい男Op.62」
「休暇旅行でOp.133」
「芸術家の気まぐれOp.135」
「かもしかOp.155」
「ごちゃまぜOp.161」
「オーストリアの村つばめOp.164」
「女心Op.166」/
[CD9]
ヨーゼフ・シュトラウス:
「ディナミーデンOp.173」
「おてんば娘Op.181」
「トランスアクツィオンOp.184」
「とんぼOp.204」
「うわごとOp.212」
「マリアの想い出Op.214」
「天体の音楽Op.235」
「投書欄Op.240」
「即興のポルカOp.241」
「おしゃべりなかわいい口Op.245」
「水彩画Op.258」
「スケートOp.261」
「わが人生は愛と喜びOp.263」、
J.シュトラウス2世&ヨーゼフ・シュトラウス:
「射撃のカドリーユ」/
[CD10]
ヨーゼフ・シュトラウス:
「ごきげん!Op.264」
「かじやのポルカOp.269」
「遠方からOp.270」
「女性の真価Op.277」
「騎手Op.278」
「上機嫌Op.281」、
J.シュトラウス2世&ヨーゼフ・シュトラウス:「ピチカート・ポルカ」、
エドゥアルト・シュトラウス:「テープは切られたOp.45」、
ラビツキー:「シェーンブルン・ポルカOp.151」、
グングル:「大海原の夢」Op.80、
ファールバッハ2世:「カーレンベルクの村でOp.340」、
スッペ:「ファティニッツァ行進曲」、
ケラー:「忘れじのラインOp.83」、
コムツァーク:
「バラタリア行進曲Op.47」
「民謡とメルヘンOp.135」
「アルブレヒト大公行進曲Op.136」
「バーデン娘Op.257」、
ローザス:「波涛を越えて」/
[CD11]
ツィーラー:
「謝肉祭の子供Op.382」
「ウィーン娘Op.388」
「ウィーンの市民Op.419」
「シェーンフェルト行進曲Op.422」
「ドナウ川の物語Op.446」
「夜更かしの楽しみOp.466」
「快適な夜Op.488」
「軍服の魅力Op.493」
「ビロードと絹Op.515」/
[CD12]
ツィーラー:
「ヘラインシュパツィールトOp.518」
「扇のポロネーズOp.525」、
ホイベルガー:「オペラ舞踏会」、
オスカー・シュトラウス:喜歌劇「ワルツの夢」~ワルツ、
レハール:ワルツ「金と銀」Op.79、
フチーク:行進曲「闘士の入場」Op.68、
ファル:喜歌劇「イスタンブールのばら」~ワルツ、
トランスライトル:ワルツ「楽しきウィーンのプラター」、
コムツァーク2世:ワルツ「ミュンヘンの子どもたち」Op.286、
カールマン:ワルツ「村の子供」、
シュトルツ:ワルツ「ウィーンのカフェ」/
【演奏】
ロベルト・シュトルツ(指揮)ベルリン交響楽団,ウィーン交響楽団
【録音】1966~1971年
