------ はじめに ------
前回、前々回の投稿については、都合によりコメント欄を閉じ
ていましたが、次の方々から「ナイス」をいただきました。
ありがとうございました。

NHK交響楽団いわき定期演奏会/デュトワ
前々回の投稿のとおり、不整脈の治療で電気ショックを行いました。多少不安があったのですが、心臓も正常になったので12月17日(日)に、いわき市芸術文化交流館アリオス大ホールで開催された「第7回NHK交響楽団いわき定期公演」に出かけました。
【 プログラム 】 指揮:シャルル・デュトワ
ソプラノ:アンナ・プロハスカ
管弦楽:NHK交響楽団
■ハイドン
交響曲第85番 変ロ長調 Hob.I-85 「女王」
■細川俊夫
ソプラノとオーケストラのための「嘆き」
----ゲオルク・トラークルの誌による(2013)----
■メンデルスゾーン
交響曲第3番 イ短調「スコットランド」
まず、ハイドンの交響曲第85番ですが、交響曲全集でCDでは全曲持っているのですが、まだ未聴の曲もあります。この85番の交響曲は聴いたように思うのですが、全くどのような曲だったのか記憶がありません。初めて聴く感じでした。
全体をとおして感じるのは、長調の曲のせいか、明るくチャーミングな曲です。第1楽章は短い堂々とした序奏でしたが、曲の初めでヴィオラが若干フライング・・出だしのタイミングが合わなかったのは残念、第2楽章はフルートが活躍するチャーミングでロマンティックな変奏です。第3楽章のメヌエットですがメリハリのきいた音楽で、木管楽器が活躍するトリオは魅力あるレントラーでした。第4楽章ですが華やかさがあり、全曲としてなかなか魅力のある交響曲であると感じました。
細川俊夫氏の作曲による<ソプラノとオーケストラのための「嘆き」>ですが、私にとっては、かなりの難曲・・・
低音の弦楽器のピチカートと打楽器によるうめきのような強音・・風の音や波の音を感じる、うねるような弦楽器の音、そしてソプラノ歌手による「叫び」・・これは魂の叫びだろうか・・?
とにかくすごい曲だ! この曲について、私の評価や感想をどうだこうだと書くのは困難・・
プログラムに書かれていたこの曲についての文章を切り取り、画面に張り付けてみましたので、これでお許しを。。。。
最後のメンデルスゾーンの交響曲第3番 イ短調「スコットランド」ですが、正直、個人的には好きな曲ではありません。
この曲は4楽章をとおして休むことなく連続して演奏される約40分の曲ですが、何故かあまり好まない曲と言うこともあり、強い印象は残りませんでした。同じメンデルスゾーンなら第4番の明るい「イタリア」を聴きたかった。
私はメンデルスゾーンの交響曲というと習作的な「弦楽のための交響曲(シンフォニア)」集と前記の「イタリア」が好みで良く聴きます。
デュトワの演奏会だったので、個人的には、なかなか聴くことが出来ない・・例えばショーソンの交響曲などフランス音楽を聴いてみたかったのですが・・・今回の演奏会では、とにかく難曲とは言え、細川俊夫氏の作曲による<ソプラノとオーケストラのための「嘆き」>の不思議な感動が今でも耳から離れません。
【コンサート関係参考記事】
同じ書庫内に下記の投稿記事があります。
下記のアドレスをクリックすれば記事に繋がります。
■第55回/あひる会合唱団定期演奏会
■フェドセーエフ指揮/NHK交響楽団定期演奏会
■航空自衛隊中部航空音楽隊コンサート
■昔、聴いたコンサートとプログラム
■ウィーン・フィル/コンサートマスター
■仙台フィル・ハーモニー/ニュー・イヤー・コンサート2016
■ヤルヴィ/N響コンサート・・
体調不良で急遽行けませんでした・・・・残念!
■大友直人/仙台フィル・ニューイヤー・コンサート2015
■ア・カペラ合唱団「アヌーナ ANUNA」演奏会
■あひる会合唱団第52回定期演奏会
■ブロムシュテット指揮/NHK交響楽団定期演奏会
(チャイコフスキー交響曲第4番 他)
■小林研一郎指揮
ハンガリー国立フィルハーモニー管弦楽団演奏会
(チャイコフスキー交響曲第6番「悲愴」他)
■小澤征爾指揮/水戸室内管弦楽団 第90回定期演奏会
(ベートーベン交響曲第7番)
■小澤征爾指揮/水戸室内管弦楽団 第89回定期演奏会
(ベートーベン交響曲第4番)の感想記事は、こちら・・・・
では、今日は、このへんで・・・・HIROちゃんでした。![]()
