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Channel: 真空管アンプの自作と、クラシック音楽&家庭菜園&鉄道写真などなど
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ミッキーマウスDVD BOX

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     ミッキーマウスDVD BOX

 我が家には約350枚位のDVDがありますが、そのうち約250枚がオペラを中心としたクラシック音楽。残りの約100枚が映画作品で、映画の中でも20枚位がディズニー作品のアニメです。

イメージ 1 今回紹介するDVDは、ディズニー作品で「ミッキーマウスDVD BOX」と称した(株)宝島が発売した廉価盤DVD。定価は2枚組で980円、4巻全てを購入したものです。
 このBOXは1928年にミッキーマウスの世界で、初めて公開されたアニメーション「蒸気船ウィリー」から1935年までに製作されたモノクロの短編アニメーション73本、そして1935年に製作された初めてのミッキーマウスのカラー作品「ミッキーの大演奏会」から1951年までの作品45本計118本の短編アニメが収録されています。
 これらの作品は、全て日本では著作権保護期間の終了した、パブリックドメインDVDの作品で、映像や音楽も当時そのままのものです。(オリジナルの英語での日本語字幕と、日本語吹き替えの切り替えができますが、私は日本語吹き替えで映画は観ません。どんな映画でも、すべて字幕のオリジナル音声で観ることにしています)

 1本1本についての内容や評価は書きませんが、1920年代と言えば今からおよそ100年位前の作品もあります。1920年代後半の古いアニメですが、見事に融合された映像の動きと声や音楽は、驚くほどぴったり・・・全ての作品が、かなり精巧な映像となっています。
 これらのアニメは、作品1本あたり、大体6分から9分くらいの短編が中心になっています。
 
 しかし、これらのミッキーマウスのアニメを観ていると、差別や、偏見、暴力、虐待などのシーンが多く見られます。DVDのケースの裏側には読めないくらい小さな文字で「本作品の中には身体的、精神的、資質、職業、地域、階層、民族などに関する不適切な表現、および暴力的なシーンが一部見られますが、原作を尊重し、時代背景もオリジナルそのままに収録していますので、ご了承下さい」との文章が書かれています。
 時代背景などがあるとはいえ、見ていて不快感があり、素直に楽しめない作品が多いのも事実・・・

 ミッキーマウスと言えば、「豊かな表現」「カワイイしぐさ」「誰からも愛されるヒーロー」・・・と言ったイメージのキャラクターですが、なぜ、ネズミがこのような、愛されるキャラクターになったのかは私にはわかりません。
 ネズミと言えば、私たち人間にとっては、病原菌などを運ぶ有害動物。繁殖力も凄まじい動物で、劣悪な環境でも生き延びる哺乳類。将来、もし核戦争や、地球の温暖化による大規模な異常気象などで人間が滅びても、最後まで生き残る哺乳類はネズミだけだと、言う学者もいるほどだ・・・

 まあ、そんなことを言っていたら、アニメに出てくる動物たちは人間にとっては有害動物が多い。人を襲うクマでさえ、ディズニーの世界では、のんびりしたプーさんに変身、子供たちの絵本などではカワイイ動物として描かれる・・・アライグマだってそうだ。
 ここでは、そんな見方ではなく、単に楽しめば良いのかもしれない・・・・
 今回の作品の他にもディズニーアニメでは「シリー・シンフォニーシリーズ」と呼ばれる「花と木」「三匹のこぶた」「アリとキリギリス」「あかずきんちゃん」など、40作品を収録したカラー短編アニメ5巻のDVDも手許にあります。機会をみて、これらについてもそのうち紹介できれば、と思っています。

 では、今日は、このへんで・・・HIROちゃんでした。


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