ついにオシロスコープを買った~~
※2016/12/13 18:10 追加投稿
記事を追加しました。
中学生時代から真空管アンプ作りをはじめて53年目にして、ついに測定器の「オシロスコープ」と「CR発振器」を入手しました。
これまで100台以上のアンプをテスター1個だけの経験だけを頼りに趣味として作ってきましたが、先日の「常陸管球の会」のプレ試聴会で、測定した6080ppアンプや他のアンプの特性の酷さに刺激され、ついに「経験+測定器」での新たなアンプ作りのスタートとなりました。
購入したオシロスコープは販売店での古い在庫品、なんとトリオ製の新品。TRIOブランドからKENWOODにブランド名が変わったのは、いつごろだったでしょうか・・・両ブランドで並行販売していた時期もありましたが、いずれにしても古い製品。
販売店の社長のご厚意で、動作を確認していただき、破格の値段で購入出来ました。
CR発振器は別ルートからの入手。こちらもTRIOブランドのものです。大きさや色も同じタイプなのが良いですね。こちらも新品。
TRIO オシロスコープ CO-1303G(75mmオシロスコープ)&
TRIO CR発振器 AG-202A
早速、最近改造した6080ppアンプの高域補正等を見直し、回路定数を多少変更、オシロスコープによる波形と、実際に耳で確認。バラツキの多い6080アンプとしては、まあ自分なりに満足出来るアンプの完成となりました。(ブログでおなじみのKIYOさんのご指導もあり何とか満足するアンプとなりました)
6080ppアンプ改善後の波形等については、近いうちに紹介します。
それに一番新しい改造アンプの「6AR5三結ppアンプ」も各周波数毎に矩形波(方形波)を見てみました。
いや~~この6AR5三極管接続ppアンプには驚きです。
きれいな波形です。・・・(自己満足ですが・・・)
6AR5の三極管接続が、これほど良いとは・・あらためて6AR5が素晴らしいMT管であることを思い知らされました。やはり直線性の優れた特性カーブのきれいな球は、良い音がするんだな~~~と実感。
この6AR5三極管接続ppアンプは、出力は3W弱ですが、非常にクリアーで素直な音のアンプ。聴いた感じでは6080ppの方が低音や力感では軍配が上がりますが、オシロスコープでの波形をみると、6AR5三結も優秀です!。。。
測定結果と耳で聴いた感じが異なるのは当然ですが・・・
これまでのアンプ作りの長い経験と、測定器等により、そろそろ止めようかと思った真空管アンプ作りに、また火がついてしまいました。
当分は、これまで製作したアンプで壊さず残してあるものが50台位はありますので、特性等を確認しながら改造などをしたいと思っています。
私にとって測定器としてテスターと、今回のオシロスコープ、CR発振器があれば十分、歪率計などはいらない。
次回は6080ppアンプの改造(最終回?)、そのあと、素晴らしい6AR5三極管接続ppアンプの波形等について紹介します。
※2016/12/13 18:10 追加投稿
ブログでおなじみのKIYOさんが、同じ6080ppアンプを製作しています。近いうちにKIYOさんのブログでも、KIYOさんのアンプの周波数ごとの波形について写真を紹介するとの事。
KIYOさんが投稿したら、同じ球を使ったアンプの特性ですので、お互いに行ったり来たりで見られるように、したいと思います。
近いうち・・・出来れば今週中にでも写真を掲載しますので、どちらのブログも見てくださいね・・・・
KIYOさんのブログは、こちらです。
KIYOさんの6080ppアンプの仕様は、
こちらの投稿にあります。波形観測の一部が紹介されています。
では、今日はこのへんで・・・HIROちゃんでした。![]()
