ベートーヴェン交響曲第5番の名盤
----- HIROちゃんのライブラリー 141種類から -----
( 141種類、全て紹介 ・・・・・・ おすすめの名盤は? )




と言えば・・・クラシックを聴かない方でも知っているベートーヴェンの「交響曲第5番ハ短調」・・・日本では「運命」の名で有名ですね。
前回はベートーヴェンの交響曲第9番「合唱」について私の持っているライブラリー147種類について紹介しましたが、今回は「交響曲第5番ハ短調」です。
とにかく、この曲は超有名曲のためか名演・名盤が多くどの音源を聴いても感動する曲なのですが、生で聴くとミスが多少あっても感動する曲です。この曲はアマ・プロ問わず結構コンサートで聴いているのですが・・・ちょっと古い話ですが1982年5月16日、カルロ・マリア・ジュリーニ/ロスアンゼルス・フィルハーモニックの来日コンサートで聴いた第5番は今でも良く覚えています。(この時はモーツアルト交響曲第36番「リンツ」とストラヴィンスキー/舞踊組曲「火の鳥」そして、このベートーヴェンの第5番でした)
私の手許にある「交響曲第5番ハ短調」の141種類の全てを紹介します。 ![イメージ 1]()
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私の勝手な評価を★の数で表してみました。但し、おすすめと言っても、これはあくまで演奏の評価というものではなく、私の好みの演奏とご理解ください。従って今後、変わるかもしれません・・・
なお、下記のライブラリーの原稿はワードの下書きからコピーすると、何度やっても途中までしか画面表示がされず、途切れるばかりでなく写真までが冒頭に画面表示されたり、段間隔がおかしかったりで、まともに投稿出来ませんでした。そのため、原稿をスキャンし、jpgとして添付しました。
※2016/12/07 追加投稿(訂正)
No084 カール・ベーム/VPO(1980)は間違いです。
正しくは1977年3月2日NHKホールでのライブ盤(Altus)です。
投稿記事が原稿スキャンによるjpg形式の貼りつけなので修正が
面倒・・なので、訂正はこの文章でお許しください・・・
------ これら141種類の中でも私の個人的なおすすめ盤は -----
フルトヴェングラーが多くの録音を残していますが、・・ その中でも1947年5月27日のライブ録音が最高・・・モノラル盤で決して良い音とは言えませんが、聴いているうちに音も生々しく感じ、演奏に引き込まれていきます。ものすごい緊張感と迫力、特に第3楽章での音のうねりと、第3楽章から第4楽章への長大なクレッシェンドからのド迫力の突入・・・・この演奏がステレオ録音だったら・・・と思うとチョット残念。しかし、この演奏なら不満は無し。
もうひとつは、スタジオ録音ですが1954年のウィーン・フィルとの演奏・・・遅いテンポながら堂々とした重厚な演奏です。
下のジャケットは1947年盤のもの。
ステレオで聴くならクレンペラー/フィルハーモニアOが良い。遅いテンポながら実に堂々としたスケールの大きな演奏です。
この演奏のレコードは、世界各国の音楽と共に宇宙探査船ボイジャーに乗せて永遠の宇宙旅行中。どこかの星で、未来の宇宙人がうまく再生してくれるだろうか。(再生方法の説明も、一緒に積んだ話は有名、日本の曲は何の曲を乗せたかは忘れましたが、尺八の古典曲だったように記憶しています。)
カッコイイ演奏を聴くなら・・・カラヤン・・・と言いたいところですが、私はアンチ・カラヤン・・・それでもどれかはおすすめしないとカラヤン・ファンから叱られそうなので・・・
カラヤンで聴くなら1960年代の最初の全集が無難。フィルハーモニア盤も若さが見られ、これもかっこいい・・・多くのカラヤンの中からどうしても選ぶとすれば、1969年5月28日のモスクワ公演、モスクワ音楽院でのライブ録音・・・たとえ多少の修正があったとしても、ここでのカラヤンは燃えています・・・カラヤンの演奏でこのようなド迫力の演奏は他にないと言ってもいいでしょう。。。
カラヤンのベートーヴェン交響曲全曲の投稿は、こちらです。アンチと言っている割には、数多くのカラヤン音源を持っています。
タイトルをクリックすれば記事につながります。後から見てください。
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余計な話・・・アンチ・カラヤンのクラシックファンは多いのですが、ちゃんと聴いてアンチと言っているのでしょうか・・・?中には好きな演奏も多いのですが、やはり私はアンチ・カラヤンかも・・・
私としては、現代的なかっこいい演奏を聴くならカルロス・クライバー/ウィーンフィルハーモニーOの演奏ですね。
その他の名盤と言えば、ほとんどが古い録音ばかりになってしまうのですが、モノラル録音のトスカニーニや、切れ味のいいフリッツ・ライナーやミュンシュ・・・ワルターやベームだっていい。重厚さを求めるならコンヴィチュニー、ハンス・シュミット・イッセルシュテット、ブロムシュテット・・・
迫力や個性のある演奏ならクーベリック、ムラヴィンスキー、ブリュッヘン・・などなど、とにかく、この第5番の演奏には名盤が多い。
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この書庫の中に次の投稿記事があります。下記のタイトルをクリックすると記事に繋がります。(86種類目のベートーヴェン交響曲全集です)交響曲第9番「合唱」では、今日は、このへんで・・HIROちゃんでした。